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薬物をやめてよかったこと【前編】


薬物をやめてよかったことは、数えきれないほどあります。人生の悩みがゼロになるわけではありませんが、薬物に振り回されていた頃と比べると、今はずっと心が軽く、生きやすくなりました。今回は、その中でも特に大きかった変化を前編として4つ書いてみます。

身体を大切にしたくなる

薬物をやめてよかったことの一つ目は、健康への意識が大きく変わったことです。ナルコノンでビタミンや栄養について学び、サウナデトックスを経験したことで、自分の身体に対する考え方が大きく変わりました。体に悪いものを入れないようになると、薬物だけではなく、普段の食事や飲み物、睡眠にも自然と意識が向くようになります。

かつての私は、「健康を気にするなんてダサい」と、どこか自暴自棄になっていました。でも今では、ちゃんと眠り、身体を労わり、少しでも良い状態で一日を過ごしたいと思えます。そうすると不思議なことに、肌や表情、雰囲気にも変化が出てきます。「ちゃんと生きたい」という気持ちは、意外と見た目にも表れるのかもしれません。薬物をやめることは、ただ悪い習慣を断つことではなく、自分を大切にする感覚を取り戻すことでもありました。

隠し事が減り、人と向き合える

二つ目は、隠し事が減ったことです。薬物を使っていた頃は、嘘をついたり、ごまかしたり、バレないように考えたりすることが日常になっていました。どこへ行くにも、誰と話すにも、心のどこかに緊張がありました。ナルコノンでは、道徳の授業のように、自分の行動や正しさについて深く見つめる時間があります。薬物を使っていた頃の私なら、まぶしすぎて逃げ出したくなるような内容かもしれません。でも、それを学ぶことで、心は本当に軽くなっていきました。

三つ目は、人の目を見て話せるようになったことです。ナルコノンにはコミュニケーションを実践形式で学ぶドリルがあります。私はこれがとても楽しかったです。なぜ学校で教えてくれなかったのだろうと思うくらい、人生に必要な知識と技術でした。人の目を見て普通に話せることは、本当はとても気持ちの良いことなのだと感じています。

落ち込んでも戻ってこられる

四つ目は、落ち込むことが少なくなり、落ち込んでも戻ってこられる力がついたことです。もちろん、薬物をやめたからといって、嫌なことや不安なことが一切なくなるわけではありません。人生なので、つらい局面もあります。ただ、以前のように感情の波に飲み込まれ続けることは少なくなりました。薬物を使っていた頃は、動悸や不安を薬で抑えようとしていました。でもナルコノンでは、薬なしで落ち着いて出来事を受け止めるための技術を学びます。苦しいことが起きても、少し距離を置いて見られるようになる。自分を立て直す方法を持てるようになる。それは、薬物をやめた後の人生にとって、とても大きな力です。

今の私は、完璧ではありません。それでも、薬物に頼らずに今日を生きられることが、何より心を軽くしてくれています。続きは後編で書きます。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ

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