近年、「ゾンビタバコ」という言葉がニュースやSNSで取り上げられるようになりました。
「ゾンビタバコとは何なのか?」
「普通の電子タバコと何が違うの?」
「子どもが持っている電子タバコが心配…」
このような不安を抱えて検索されるご家族も増えています。
ゾンビタバコは、見た目が一般的な電子タバコとよく似ているものもあり、一見しただけでは判断が難しい場合があります。
今回は、ゾンビタバコ(エトミデート)の特徴や危険性、家族として知っておきたいポイントについて、ナルコノン卒業生スタッフの立場からお伝えします。
ゾンビタバコ(エトミデート)とは?
ナルコノン卒業生スタッフのタコです。
「ゾンビタバコ」とは、麻酔薬として医療で使用されることがあるエトミデートなどを含んだリキッドを、電子タバコ型の機器で吸引する製品の通称です。

医療現場では、医師の管理下で限られた目的に使用される薬ですが、それを本来の用途とは異なる形で吸引することは非常に危険です。
見た目は市販の電子タバコやベイプ製品と似ているため、周囲から気づかれにくいこともあります。
そのため、若い世代が興味本位で手を出してしまうケースも報じられています。
ゾンビタバコの症状と危険性
ゾンビタバコを吸引すると、短時間で作用が現れることがあるとされています。
報道などでは、
- ぼんやりして反応が鈍くなる
- ふらつきや意識がもうろうとする
- 会話が成り立たなくなる
- 記憶が曖昧になる
といった状態が見られるケースも紹介されています。
その様子から「ゾンビのように見える」と表現され、「ゾンビタバコ」という呼び名が広まりました。
さらに、作用時間が比較的短いとされているため、効果が切れるたびに再び吸引を繰り返し、依存につながる危険性も指摘されています。
最初は「一度だけ」「興味本位」のつもりでも、気づけば使用する頻度が増え、薬物中心の生活になってしまうこともあります。
電子タバコとの違いは見た目だけでは分からないことも

現在では、電子タバコ型の製品は珍しいものではありません。
そのため、外見だけで「普通の電子タバコなのか」「危険な薬物を含むリキッドなのか」を判断することは難しい場合があります。
だからこそ、ご家族は見た目だけで安心したり、逆に決めつけたりしないことが大切です。
例えば、
- 急に高価なリキッドを購入するようになった
- 使用後にぼんやりしていることが増えた
- 会話がかみ合わない時間がある
- お金の使い方が急に変わった
こうした変化がいくつも重なっている場合には、一度落ち着いて様子を見る必要があるかもしれません。
もちろん、これだけで薬物と決めつけることはできません。
大切なのは、一つの変化ではなく、生活全体の様子を見ることです。
家族ができることは「問い詰めること」ではなく「話せる関係」をつくること
もし、お子さんの持ち物や様子に違和感を覚えた時、
「それ違法薬物じゃないでしょうね?」
と強く問い詰めたくなる気持ちは当然です。
しかし、最初から疑われていると感じると、子どもは本当のことを話しにくくなってしまうことがあります。
例えば、
「最近ニュースで電子タバコに危険な薬物が混ざっているものがあるって見たんだけど、知ってる?」
「何か困っていることがあったら、一人で抱え込まないで話してね。」
そんな声の掛け方から始めることで、お子さんも話しやすくなる場合があります。
薬物問題は、親子の信頼関係がとても大切です。
責めることよりも、「あなたのことが心配だから話を聞きたい」という姿勢が、問題の早期発見につながることもあります。
不安を感じたら、一人で悩まず相談してください
薬物問題は、家族だけで抱え込もうとすると、どう接すればよいのか分からなくなってしまうことがあります。
「これは本当に薬物なのだろうか。」

「どう声を掛ければいいのか分からない。」
そんな段階でも相談することは決して早すぎることではありません。
ナルコノンには、ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も数多く寄せられています。
「まだ確信はないけれど心配。」
その段階だからこそ、お電話いただきたいと思っています。
早めに相談することで、ご家族としてどのように接していけばよいか、一緒に考えることができます。
一人で抱え込まず、お気軽にナルコノンへご相談ください。