薬物を誘われた時に大切なのは、相手を論破することではなく、自分の人生を守ることです。突然の誘いや空気に流されないためには、あらかじめ断る言葉を決めておくことが役に立ちます。短くても強い言葉は、「私はやらない」です。
■ 断る言葉は短くていい
人が薬物を最初に使う時、多くの場合は誰かに勧められるところから始まります。
だからこそ、「もし誘われたらどう断るか」を前もって頭の中で準備しておくことは、とても有効です。
これは薬物を一度も使ったことがない人だけでなく、過去に薬物をやめた人、これからやめようとしている人にとっても大切なことです。
人は突然の誘いや、その場の空気に飲まれると、普段ならしないような判断をしてしまうことがあります。
だから断る言葉は、シンプルで、自分の意思をはっきり示せるものが望ましいです。
「今日はいいや。また今度」
「ちょっと考える」
「一回だけなら」
こうした言葉は、相手に次の可能性を残してしまいます。
大切なのは、「私はやらない」「自分はそういうのをやらないと決めている」と、曖昧にせず伝えることです。

■ 空気より自分を守る
薬物を断る時、怖いのは薬物そのものだけではありません。その場の空気や、人間関係を壊したくない気持ちに流されてしまうこともあります。
「断ったらノリが悪いと思われそう」「嫌われるかもしれない」と考えて、無理に合わせてしまう人もいます。
でも、自分を壊してまで合わせる必要はありません。本当に大事な人なら、あなたが断っても関係は続くはずです。
もし笑ってごまかしたり、曖昧に流したりしてしまうと、周囲の空気に押されてしまうことがあります。
そんな時は、「ごめん、自分は帰るわ」と、その場を離れることも大切な判断です。
断ることは、相手を否定することではありません。
自分の人生を守るための選択です。
私自身もナルコノン卒業後、以前の友人から大麻を勧められたことがあります。
しかしその時、自分はやらないとはっきり断りました。

■ 弱っている時ほど準備が必要
薬物を断れなくなる時は、必ずしも「薬物をやりたくて仕方ない時」だけではありません。
むしゃくしゃしている時、自暴自棄になっている時、強いストレスを感じている時、「もうどうでもいい」と思っている時。
そういう心が弱っている瞬間に、普段なら断れることでも流されてしまうことがあります。
本当に人生を壊す選択は、最高に楽しい時ではなく、どうでもよくなっている瞬間に起きることもあります。
だからこそ、元気な時だけ頑張るのではなく、弱っている時の自分も想定しておくことが大切です。
誘われそうな場所に行かない。一人で抱え込まない。誰かに連絡する。その場を離れる。
「今の自分は正常な判断がしづらい」と自覚する。
こうした準備は、自分を守る行動です。ぜひ何度か声に出して、「私はやらない」と練習してみてください。
意外と気持ちが良いです。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ
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