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薬物使用を“親のせいだ”と言われたらどう答える?


薬物依存で悩む子供から「親のせいだ」と言われた時、親は深く傷つくものです。
けれど、その言葉の奥には怒りだけでなく、悲しさや分かってほしかった気持ちが隠れていることがあります。

■ まず否定せずに受け止める


こんにちは。ナルコノン卒業生スタッフのタコです。
過去に私は、親に対して「薬物をやる人生になったのは、こんな家に生まれたからだ」
「小さい頃のトラウマのせいだ」と言い放ったことがあります。

親としては、かなりつらい言葉だったと思います。
否定したくなるかもしれません。
反論したくなるかもしれません。

けれど、薬物依存で苦しむ本人が攻撃的な言葉を投げてきた時、会話を閉じないために役立つ返し方があります。
それは、「確かにそうかもしれない」「そう感じていたんだね」と、まず気持ちを受け止めることです。

これは、親がすべて悪かったと認めることではありません。
相手の言葉の奥にある「悲しかった」「分かってほしかった」という気持ちに、いったん耳を傾けるということです。

その姿勢があるだけで、「もう少し話してみよう」と思えるきっかけになることがあります。

■ 怒りの奥にある本音を見る


たとえば、子供が「お前ら親のせいで俺はこうなったんだ」と言った時、「そんなことはない」「何を甘えたことを言ってるんだ」と返すと、本人は「やっぱり分かってもらえない」「話しても無駄だ」と感じて、心のドアを閉ざしてしまうことがあります。

一方で、「確かにそうかもしれないね」「そう思っていたんだね」と受け止めると、最初は怒りだった言葉が、少しずつ本音に変わることがあります。

「ずっと否定されてきた」
「つらかった」
「悲しかった」。

多くの場合、怒りの奥には、寂しさ、悲しさ、分かってほしかった気持ちが隠れています。

薬物の問題は、行動だけを止めても解決しにくいことがあります。その背景にある気持ちや関係性に目を向けることが大切です。

親が相手の気持ちを認めることは、薬物使用を認めることではありません。関係を作り直すための入口なのです。

■ 失敗しても関係は直せる


親であるあなたも、これまで否定や評価を受けながら育ってきたかもしれません。

だから、気をつけていても、つい否定したり、決めつけたり、相手の話をさえぎってしまうことはあります。

大切なのは、一度も失敗しないことではありません。後からでも「ごめん、さっきの言い方は良くなかった」と伝えられるかどうかです。

その一言だけでも、関係は少し変わることがあります。
何度も失敗しながら、少しずつ関係性が良くなっていくのが現実です。

もし、どこから関係を回復していけば良いのか分からない場合は、第三者に相談することも大切です。

薬物依存の問題は、本人だけでなく家族にとっても大きな負担になります。
ナルコノンでは、薬物を必要としない生き方を目指すためのサポートを行っています。

大切な人が自分の人生を取り戻す第一歩は、「分かろうとすること」から始まるのかもしれません。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ

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