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親子の信頼関係に大切なのは”ただ⚪︎⚪︎することだった”


薬物依存で悩む人が身近にいる時、家族が良かれと思って言った言葉が、逆に本人の心を閉ざしてしまうことがあります。大切なのは、責めることではなく、安心して話せる関係を作ることです。

怒る・責める・決めつける


ナルコノン卒業生スタッフのタコです。薬物を使っている人が身近にいた時、良かれと思って言った言葉が、逆効果になることがあります。

私自身、薬物依存に陥っていた頃、家族とのコミュニケーションがうまくいかず、関係が悪くなっていった経験があります。

たとえば
「嘘をつくな」
「見損なった」
「なんで普通に生きられないんだ」
「どうして誘惑に負けたんだ」
「心が弱いから薬物に手を出したんだ」
「どうせまた薬をやるんだろ」

家族からすれば、心配や怒りから出る言葉かもしれません。実際に本人に分かってほしい、なんとか正したいという気持ちで口にしてしまうこともあると思います。

けれど受け取る側は、「理解してもらえていない」「否定されている」と感じやすくなります。

その結果、関係が悪化し、薬物の問題もさらに隠れやすくなることがあります。

監視よりも話せる関係を作る


では、なぜ怒る、責める、決めつける関わり方が逆効果になりやすいのでしょうか。

大きな理由は、本人の「自分で考える力」を弱めてしまうからです。薬物依存の回復は、最終的には本人が「これからどう生きるか」を選んでいく問題です。

けれど外から強くコントロールされると、人は「どうせ自分はダメなんだ」「何を言っても否定される」「もうどうでもいい」と感じてしまうことがあります。怒られるから隠す。

監視されるから、さらにバレないようにする。否定されるから話さなくなる。そうした悪循環が生まれることもあります。

本来必要なのは、「親の言うことに従うか、反発するか」ではなく、自分で考えて判断する力です。

だからこそ、家族ができる大切なことは、否定や評価を減らし、「この人には話しても大丈夫」と思える関係を作ることなのだと思います。

理解と同意は別もの

家族との会話では、「理解すること」と「同意すること」を分けて考えることがとても大切です。

私タコは、これをナルコノンで初めて教わった時に目から鱗でした。

たとえば子供が「覚醒剤は自分にとって心の支えで、やめたくない」と言ったとします。とんでもない発言に聞こえるかもしれません。

けれど、そこで「分かったよ」と返すことは、薬物を使い続けることに同意するという意味ではありません。

「あなたが今そう考えていることは分かった」という理解です。

そこに意見や評価をすぐに乗せないことが、会話を続ける入口になります。

否定せずに最後まで聞いてもらえた時、人は少しずつ自分の考えを話し始めます。最初は薬物を肯定する発言でも、じっくり聞く中で、本人の口から「やめなければいけないと思っている」という言葉が出てくることもあります。

どう関わればいいか分からない時は、一人で抱え込まず専門の場所に相談してください。正しい関わり方を知ることが、回復への大きな一歩になります。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ

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