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ナルコノンのサウナデトックスで見た「小さな自分」


私が2021年にナルコノンのサウナデトックスプログラムを受けていた時の、不思議な体験を書いてみようと思います。


(実際に私が入ったナルコノンのサウナ)

サウナデトックスの最終日、私はサウナの中でものすごい量の汗をかきながら座っていました。

その時、突然、眉間の奥――頭の中心あたりに、幼い頃の自分の姿がはっきりと見えたのです。

直感で「9歳くらいだ」と分かりました。

小学校3〜4年生くらいの私。

どこか弱々しく、怯えたような表情をしていました。

その瞬間、

「あっ……そういうことだったんだ」

と、私は一気に理解したのです。

当時の私は39歳でした。

見た目は大人でも、精神的にはずっと子供のまま、必死に“社会人”を演じながら生きてきたのだと。

本当は、世の中を生きるのが怖かった。

不安でたまらなかった。

だから、「負けないように強くならなきゃ」と、間違った方向に必死で頑張ってしまっていたのです。

お金があれば不安にならない。
薬物があれば不安を消せる。

そんなふうに思い込み、仕事も「稼げればいい」と、自分でも倫理的に問題があると分かりながら続けていました。

そして、そういう自分をぼんやり見えなくするために、違法薬物やお酒はとても都合が良かったのだと思います。

でも、本当はずっと苦しかった。

自分を偽り続けることに、もう耐えられなかった。

だから私は、

「薬物をやめたい」
「自分が変わりたい」

一人で何度も試みては失敗し、もう自分という存在が消えて無くなってしまった方がいっそのこと楽かもしれない。

そんな状態でナルコノンに辿り着きました。

私は本当は弱かった。

本当は、小さい頃のまま精神的な成長が止まっていたのだと思います。

それを見透かされるのが怖くて、必死で自分を大きく見せようとして、無茶なことばかりしていました。

サウナの中で幼い自分を見て感じたのはショックではありませんでした。

むしろ、

「今まで気づいてあげられなくてごめんね」

という気持ちでした。

私は、その小さな自分に心の中で語りかけました。

「ごめんね。もう大丈夫。見つけたよ。分かったから。これから、ゆっくりちゃんと大きくなっていこうね」

もちろん、ナルコノンのサウナデトックスは、こうした神秘体験をするためのものではありません。

ただ、1日5時間以上のサウナを1ヶ月以上続け、大量の汗を流し続ける中で、私は“自分の中にいる自分”と向き合う感覚を体験しました。

それが、あまりにも幼く、無力な自分だったことに気づいたのです。

いわゆる「インナーチャイルド」と呼ばれるものなのかもしれません。

でも私にとって大切だったのは、「本当の自分」を少し認められたことでした。

虚勢を張るために、自分を偽り続けることをやめようと思えた。

そして、自分を変えるために行動したからこそ、その姿を見ることができたのかもしれません。

ナルコノンでは、コミュニケーション技術やライフスキルについても学びました。

40歳で卒業した後も、自分自身を成長させることは、今では私のライフワークになりました。

薬物の罠から抜け出せなかった頃の私にとって、「自分の内面を成長させて変わる」なんて、宇宙に行くのと同じくらい不可能なことに思えました。

そして、全てが完璧にできない自分も愛せること。どんな自分でも、私は私です。

自分を大切にすることは、薬物を使わないことにも繋がっているのだと思います。

昔の私は、「薬物をやめなきゃ」と必死でした。

でも今は、「自分を大切に扱いたい」という感覚の方が強くなっています。

それはつまり、自分自身に毒を入れないということに自然とつながります。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ🐙

 

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