ナルコノンジャパン

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ナルコノンで気づいたこと ― 私の「手」がしてきたこと


 

ナルコノンでプログラムを受けていた時の、小さな思い出を一つ書いてみようと思います。

ある日、プログラムを受けている最中に、ふと自分の「手」について考えたことがありました。

私はこれまで、この手で何をしてきたのだろう。

自分の身体は、自分の意思で動かしてきたわけですが、その手で本当に色々なことをしてきたのです。

マリファナを細かくちぎるために手を使った。

グラインダーという器具で乾燥大麻を砕くために手を使った。

薬物を炙るためにライターに火をつけた。

熱したライターで指を火傷して負傷した。

薬物を買うために、お札を小指と薬指で弾いて売人に手渡した。

薬物を捨てた時もあれば薬物を隠し持ったこともある。

そういうことを、この手でしてきました。

でも一方で、私の手は、子供を抱っこしたり、手を繋いだり、オムツを替えたりもしてきた。

大切な人に手紙を書いたことだってある。

魚を釣って捌いたこともある。

誰かのために料理を作って、「美味しい」と喜んでもらったこともある。

つまり私の手は、自分が「やろう」と思ったことを実現できるものだったのです。

もし私が邪悪なことをしようと思えば、この手はそれを実行できる。

逆に、人を助けたり、誰かを喜ばせたりすることにも使える。

その時私は、「自分の手が行うことを、誰もが自然に受け入れられるものにしていこう」と思いました。

違法薬物や犯罪、人を傷つけることは、その逆側にあるものだと感じたのです。

ナルコノンプログラムでは、こういう“自分自身の気づき”が突然生まれることがあります。

そこに「これが正解」というものはありません。

その人が、その時、自分自身で感じたり思ったことに意味があるのだと思います。

心と身体が少しずつ正常になってくると、これまで意識していなかったことに気づいたり、忘れていた感覚を思い出したりするようになります。

そして、そういう状態で感じたことこそが、自分にとって本当の意味で大切な感覚になっていくのだと思います。

薬物をやめようとしている人の中には、薬物がまだ身体に残っていて、頭も心も不安定な状態のまま、「これからどう生きるか」を考え続けてしまう人もいます。

けれど、そういう状態では、同じ考えが頭の中を堂々巡りしてしまい、なかなか抜け出せないこともあります。

だからこそ私は、まず心と身体を落ち着かせ、自分自身をクリアな状態に戻していくことが大切だと思っています。

特に、考えることが好きな人や、感受性が強い人、アーティスティックな一面を持っている人ほど、ナルコノンプログラムの中で大きな気づきを得られるのではないかと感じています。

あなたの手はあなた自身の意思で「生存的な選択のため」に使うことができるのです。

ナルコノン卒業生スタッフ タコ🐙

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