こんにちは。ナルコノンジャパン卒業生スタッフのタコです。
私自身、大麻を使っていた頃を振り返ると、意識が外の世界よりも自分の内側へ向き、頭の中でいろいろなことを考え続けてしまう経験がありました。
最初は何気ない考えだったものが、いつの間にか未来への不安や過去への後悔へと変わり、そこから抜け出せなくなることもありました。

「大麻を使うと、なぜか人の目が気になる」
「警察に見張られている気がする」
「周りの人が自分のことを話しているように感じる」
大麻を使った経験がある人の中には、このような強い不安や「勘繰り」を経験したことがある人もいるのではないでしょうか。
大麻には「リラックスできる」というイメージがあります。
しかし、実際には必ずしも穏やかな気分になるとは限りません。
今回は、大麻で勘繰るのはなぜなのか、そして大麻を使い続けることで私自身にどのような変化が起きたのかを、経験も交えながらお伝えします。
大麻を使い続けて失った自己信頼

私の経験では、大麻を使い続けることで少しずつ自分への信頼を失っていきました。
大麻を使う生活の中で、
約束したことを実行できない。
時間を守れない。
やろうと思っていたことを後回しにする。
生活が少しずつルーズになる。
そんなことが何度も積み重なっていきました。
一つひとつは小さなことだったかもしれません。
しかし、それが数年間続くと、
「自分はまた約束を守れなかった」
「自分は決めたことすらできない」
という経験が積み重なり、自分自身を信用できなくなっていきました。
本当なら、その時点で大麻をやめればよかったのだと思います。
でも当時の私は、大麻のない生活へ踏み切ることができませんでした。
むしろ、自分の現実を見ることが嫌になると、再び大麻を使って陶酔し、その苦しさをごまかす。
そしてまた現実に戻る。
その繰り返しでした。
大麻は、大麻草に含まれるTHCなどの成分によって精神に作用します。
使用すると、人によっては気分が高揚したり、リラックスしたように感じたり、時間や周囲の感覚が普段とは違って感じられることがあります。
一方で、強い不安や恐怖を感じたり、パニックのような状態になったりする人もいます。
「誰かに見られている気がする」
「何か悪いことが起こりそうだ」
「この状態から戻れなくなるのではないか」
一度こうした不安が始まると、そのことばかりを考えてしまい、さらに恐怖が強くなる場合があります。
リラックスするために使ったはずなのに、逆に頭の中が不安でいっぱいになってしまう。
私自身、大麻にはそうした一面があると感じています。
大麻で「勘繰り」が起こるのはなぜ?

薬物を使っていた人たちの間では、強い疑いや不安にとらわれることを「勘繰り」と表現することがあります。
たとえば、
「誰かに監視されているのではないか」
「警察が自分を追っているのではないか」
「友人が自分のことを誰かに話したのではないか」
など、実際には確認できていないことまで疑い始めてしまいます。
私が大麻を使っていた頃も、考えが自分の内側へ向きすぎると、一つのことを何度も頭の中で考えてしまうことがありました。
すると、何でもない出来事にまで意味を見つけようとしてしまいます。
たとえば、後ろに同じ車が走っている。
それだけなのに、
「ずっとついてきている」
「もしかしたら警察なのではないか」
と考える。
誰かが自分の方を見た。
それだけなのに、
「大麻を使っていることがバレているのではないか」
と考える。
一度不安に意識が向くと、その不安を証明する材料ばかりを探すようになってしまうことがあります。
さらに、違法薬物を使っているという現実もあります。
「警察に捕まるかもしれない」
「家族にバレるかもしれない」
「仕事を失うかもしれない」
という不安には、現実的な理由もあります。
つまり「勘繰り」は、単純に本人の性格だけで起こるものではありません。
大麻による精神状態の変化に加えて、不安や恐怖、そして薬物使用を隠しながら生活する緊張感などが重なることで、どんどん考えが悪い方向へ向かってしまうことがあります。
私自身の経験では、そうして自分の内側ばかりを見続けていると、最終的には未来への不安や過去への後悔など、ネガティブな考えに行き着くことが多くありました。
もし同じような経験が何度も起きているなら、一度自分の大麻使用について真剣に考えてみてほしいと思います。
大麻をやめて気づいた「心の自由」

ナルコノンジャパンには、大麻をはじめとする薬物をやめたい人たちが来ています。
大麻をやめた後、
「もう勘繰らなくていいのが本当に楽です」
と話す人もいます。
薬物を使っている頃は、
警察を気にする。
薬物をどこに隠すか気にする。
隣人に匂いが気づかれていないか気にする。
家族にバレていないか気にする。
恋人に怪しまれていないか気にする。
友人が自分を裏切らないか気にする。
薬物を持っていることそのものを気にする。
こうして振り返ると、ものすごく多くのエネルギーを使っています。
本人は、
「大麻を吸えばリラックスできる」
と思っているかもしれません。
しかし、その一方で、薬物を使っているからこそ生まれている不安や緊張もあります。
大麻をやめて初めて、
「自分はずっと落ち着かない生活をしていたんだ」
と気づく人もいます。
私自身もそうでした。
薬物を使っていた頃は、大麻を吸うことで自由になっているつもりでした。
しかし今振り返ると、いつ大麻を使うか、どこで使うか、どうやって隠すかということを考え、その存在に振り回されながら生活していました。
さらに、できなかったことや守れなかった約束が積み重なり、自分自身への信頼まで失っていました。
大麻を必要としなくなって初めて、
「もう隠さなくていい」
「もう勘繰らなくていい」
「自分で決めたことを自分で実行できる」
という生活の楽さに気づきました。

本当の意味での自由とは、薬物を使って一時的に現実から離れることではなく、薬物を必要とせず、周囲を疑わず、自分自身を信頼して生活できることではないでしょうか。
もし今、
「大麻をやめたいのにやめられない」
「大麻を使うと不安や勘繰りが強くなる」
「大切な家族が大麻を使っていて心配している」
という状況であれば、一人で抱え込まないでください。
ナルコノンジャパンでは、ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も受け付けています。
大麻をやめ、勘繰りや不安に振り回されない生活を取り戻すために。
まずは現在の状況を私たちにお聞かせください。
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