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薬物の厄介なところ3選


薬物の問題は、使っている本人だけで終わりません。家族や友人、仕事関係の人を巻き込み、嘘が増え、最後には味方の言葉さえ届かなくなることがあります。

①近しい人を巻き込む

こんにちは。薬物リハビリ施設ナルコノンジャパン卒業生のタコです。

薬物の厄介なところの一つ目は、周りの近しい人を巻き込んでしまうことです。

薬物を使っている本人は、「自分だけの問題」「誰にも迷惑をかけていない」と思っているかもしれません。しかし実際には、薬物の問題は本人だけで完結することはほとんどありません。

たとえば、お金の問題があります。薬物を買うためのお金が必要になり、家族や友人にお金を借りる。返すと言いながら返さない。家のお金に手を出す。人の物を勝手に売る。こうしたことが起これば、周囲の人は当然巻き込まれます。

また、仕事や大切な予定をすっぽかしてしまうこともあります。薬物を使って体調を崩したり、眠れなくなったり、動けなくなったりして、本来行くはずだった場所へ行けなくなる。約束を守れなくなる。その後始末を、薬物を使っていない周りの人がしなければならないこともあります。

友人関係であれば、何度も迷惑をかければ距離を置かれ、やがて絶縁になることもあります。しかし家族の場合は、簡単に関係を切ることができません。だからこそ、改善されないまま長く苦しみ続けるケースも多いのです。

薬物は本人の人生だけでなく、近くにいる大切な人の人生まで疲弊させてしまうのです。

②嘘が多くなる

二つ目は、嘘が多くなることです。

薬物を使っている人の中には、堂々と使っているように見える人もいるかもしれません。しかし多くの場合、本人も心のどこかで「悪いことをしている」という自覚があります。そのため、薬物使用には嘘がセットになりやすいのです。

薬物を買うためのお金を作るために、別の理由をつけてお金を借りる。
薬物を使って動けなくなったのに、体調不良や仕事を理由に予定をキャンセルする。
どこにいたのか聞かれて、本当のことを言えずに別の話を作る。
連絡が取れなかった理由をごまかす。

最初は小さな嘘だったとしても、薬物を続けるほど嘘は増えていきます。そして、嘘を隠すためにまた嘘を重ねるようになります。

さらに厄介なのは、本人が自分の嘘にすら気づけなくなることがあるという点です。現実を直視するのが苦しくなり、自分に都合のいい説明を作り、その説明を自分でも信じ込んでしまうことがあります。

「自分はまだ大丈夫」
「迷惑はかけていない」
「今回は仕方なかった」
「いつでもやめられる」

そう言いながら、実際には家族や友人との信頼を失っていく。これが薬物の怖さです。

嘘が増えるほど、人間関係は壊れていきます。そして何より、自分自身への信頼も失われていきます。

③話が通じなくなる

三つ目は、話が通じなくなることです。

これは単に、会話が成り立たないという意味だけではありません。薬物の影響や、薬物を正当化し続ける考え方によって、物事の受け取り方が歪んでいくことがあります。

たとえば、違法薬物を使うことを自分の中で正当化し始めます。

「自分にはこの薬物が必要だ」
「こうなったのは親のせいだ」
「誰にも迷惑をかけていない」
「周りが分かっていないだけだ」
「自分はコントロールできている」

このように、自分の行動を守るための理屈がどんどん強くなっていきます。周りが心配して声をかけても、それを素直に受け取れなくなります。

さらに、薬物使用による睡眠不足や過度な緊張、罪悪感などが重なると、勘繰りが強くなることがあります。

「監視されている」
「盗撮されている」
「家の前に見張りがいる」
「家族は自分を責めようとしている」
「友人が裏切っている」

実際には味方であるはずの人を、敵だと感じてしまうことがあります。これは家族にとって非常につらいことです。助けたいと思って声をかけているのに、疑われたり、攻撃されたり、話を聞いてもらえなくなるからです。

薬物の厄介さは、身体への害だけではありません。人との信頼を壊し、嘘を増やし、現実の見え方まで変えてしまうところにあります。

もし今、ご本人やご家族が薬物の問題で悩んでいるなら、一人で抱え込まないでください。薬物の問題は、時間が経つほど周囲を巻き込み、解決が難しくなることがあります。

ナルコノンジャパンでは、薬物を必要としない人生へ向かうためのサポートを行っています。薬物によって壊れてしまった信頼や人間関係を取り戻すためにも、まずは早めにご相談ください。

一人で治そうとしたり、家族で抱え込んで秘密にして本人の回復を待つと、大概は上記の3つで疲弊していきます。

思い当たる!と思ったならば私たち薬物リハビリのプロに全てお任せください。癌になったら自分で治さずに専門家に頼るのが通常かと思いますが、薬物依存の治療も全く同じことです。

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