ナルコノンジャパン

お問い合わせ・資料請求は

0436-26-7603

お電話受付時間 : 24時間受付中

【市販薬ODシリーズ】薬物に依存はしてるけど健康でいたい?


スタッフのアユです。薬物依存、アルコール依存、市販薬ODにハマる方々の話を聞いていると、よくあるのですが、皆さん独自のこだわりを持っているということに気づきます。誰にでもある「こだわり」…今日はそれに焦点を当てていきましょう。

◆市販薬ODについて、まとめて読みたい方はこちらのページがおすすめ
市販薬ODブログまとめ

市販薬OD依存と健康は別腹?

今までもいくつかのブログで紹介してきましたが、用法・容量を守らずに市販薬を過剰摂取する、いわゆるODを軽い気持ちで行っている若者が増えてしまいました。

関連記事:処方薬のODや乱用をブログにする若者たちへ
関連記事:【市販薬乱用】ODしたって違法じゃないもん…ね?

私がひとつ気になったのは、市販薬を乱用する人々の中に、市販薬に含まれているとある成分を取り除いてからODする、という人たちがいるということです。
これは、アセトアミノフェンと呼ばれる成分なのですが、多数の市販薬に含まれており、解熱剤や鎮静剤として使われるものです。
このアセトアミノフェンは、取りすぎてしまうと中毒を起こす危険性があります。嘔吐などと反応、また、肝臓の機能に障害を引き起こす可能性もあります。
参照URL:MSDマニュアル家庭版HP – アセトアミノフェン中毒

そのため、その成分を特定のやり方で除去してから、ODするというものです…。

確かに、肝臓の機能障害を避けることはできるかもしれませんね。
有害な物質を取り除いてからODするのですから…って、ん?何かおかしいと思いませんか?

ODしている時点で、肝臓の機能障害うんぬんの話ではありません…。過剰摂取をしている時点で、すでに心身ともにダメージを被っていることは間違いありません。
興味深いのは「肝機能障害は避けたい」と思う気持ちは働いている点です。

市販薬ODをするからと言って悪い人ではないということ

この話で思い出されたのは、私がナルコノンヨーロッパにスタッフ研修でお世話になった際に出会った、ヨーロッパの生徒たちのことです。
ヨーロッパのナルコノン利用者も、皆さん独自のこだわりを持つ生徒ばかりでした。

違法薬物を取り続けていたけど、環境汚染は良くないと熱弁する生徒。
違法薬物はやめられなかったけど、たんぱく質を取らないと!と熱弁する生徒。
関連記事:共感できない?生徒あるある【ナルコノン版】

みんな本当にかわいい性格の持ち主で、薬物依存を次々に克服していきましたが、その最中に垣間見る独自のこだわりは、私にたくさんの気づきをくれました。
これは健康にいいよとか、悪いよとか、砂糖を取りすぎるのは身体にダメージがあるから…などと言うんです。でもそのたび私は心の中で・・・


「じゃあなぜ薬物はOKなんだ・・・・・!?」

と思ったのでした。笑
市販薬をODする子たちも同じです。彼らだって、良いことと悪いことの分別がついていないわけではありません。
社会に出てみれば、一見よく働いているように見えます。とても賢い人もいます。人への気遣いが素晴らしい人もいます。
しかし薬物に関してだけは、間違った情報に基づいて行動してしまいます。
その影響によって判断力が低下することで、さらに正しい情報は入りにくくなっていきます。
心身ともに依存する頃には、ご家族や周りの人が何とかしてやめさせようと頑張っても難しいほどに、事態は手が付けられなくなっているわけです。

依存の克服は可能である – 違法薬物、アルコール、市販薬OD

これらの「こだわり」エピソードが私に教えてくれたことは、

どんな人も、人間は善

ということでした。
薬物依存のケースを除外してみれば、その人には自分の身体をより良い状態にしたいという想いがありました。
家族や恋人を楽しませたい想いがありました。
仕事に貢献して昇進したいと思っていたり、環境を良くしたいと思うこともありました。

ただ、知識がないために、間違った方向に進んでしまうのです。
そしてその間違った方向が依存だった場合には、自分の力ではどうにもならないという罠が待ち受けています。
人はみな善であるがゆえに、誤ったことをしたり、他の人を傷つけたとわかったら、後悔します。
同じことでずっと後悔する人生は、どこかでストップをかけなくてはいけません。

ナルコノンでは、正しい方向に進むための教育によって、薬物依存者を助けます。

違法薬物、アルコール、市販薬OD・・・いかなる薬物への依存だったとしても、まずはナルコノンにご相談ください。
ご本人が救われるだけではありません。ご家族や周りの方々が幸せになるためにも、専門家の助けを得てください。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

◆市販薬ODについて、まとめて読みたい方はこちらのページがおすすめ
市販薬ODブログまとめ

薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ

薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。