「毎日使っているわけではない」「大型連休の時だけ」「もう普段はやっていない」。そう思っていても、覚醒剤を繰り返し使ってしまうなら、それはすでに危険なサインかもしれません。
たまに使うだけという落とし穴
こんにちは、薬物リハビリ施設ナルコノン卒業生のタコです。
覚醒剤の使用者の中には、「自分は常習者ではない」と考えている人がいます。毎日使っているわけではない。
仕事もしている。家族とも普通に話している。だから自分はまだ大丈夫。そんなふうに考えている人です。
しかし実際には、長期休みや大型連休、給料日、時間が空いた時、昔の知り合いから連絡が来た時などに、つい覚醒剤を買って使ってしまう人がいます。

こうした「たまに覚醒剤を使ってしまう状態」を、俗に「たまぽん」と呼ぶことがあります。
一度捕まった経験がある人や、家族に迷惑をかけた経験がある人でも、「今回は大丈夫」「少しだけ」「休みの間だけ」と考えてしまうことがあります。
本人も本当は、やめなければいけないことを分かっています。それでも、時間ができた瞬間、気持ちが緩んだ瞬間、孤独や退屈を感じた瞬間に、また同じ行動へ戻ってしまうのです。
問題は、使用頻度が毎日かどうかだけではありません。「やめるべきだと分かっているのに、同じ条件がそろうと使ってしまう」。
この繰り返しこそ、依存のサインとして真剣に見なければならないのです。
やめたつもりでも戻ってしまう理由
覚醒剤は、強い高揚感や自信、疲れを感じにくくなるような感覚を一時的にもたらします。
しかし、それは本当の元気や幸福ではありません。薬物によって作られた一時的な状態です。その後には、疲労、不安、落ち込み、イライラ、睡眠の乱れ、人間関係の悪化などが待っていることがあります。

「たまにしか使っていない」と思っている人ほど、自分の問題を軽く見てしまうことがあります。
毎日使っていないから依存ではない。注射まではしていないから大丈夫。前より量は減っているから問題ない。そうやって自分を納得させてしまうのです。
けれども、本当にやめられている人は、自由な時間ができても、薬物を買える状況にあっても、使うという選択をしません。
使わないように我慢しているだけではなく、薬物そのものを必要としない状態に近づいています。
一方で、「連休になると危ない」「一人になると危ない」「お金が入ると危ない」「あの友人から連絡が来ると危ない」と分かっているなら、それはまだ薬物が人生の中で力を持っているということです。たまに使うだけだから大丈夫なのではなく、たまにでも戻ってしまう理由に向き合う必要があります。
たまぽんから抜け出すために
「たまぽん」の怖さは、本人が危機感を持ちにくいところにあります。普段は生活できている。仕事にも行けている。毎日使っている人よりはマシだと思っている。だから問題を先延ばしにしてしまいます。
しかし、覚醒剤の問題は、後回しにすればするほど深刻になります。一度の再使用が、次の再使用へのハードルを下げます。「今回だけ」が繰り返され、「またやってしまった」という自己嫌悪が積み重なり、やがて家族、仕事、信用、健康を失っていくこともあります。
大切なのは、「自分はまだ大丈夫」と言い聞かせることではありません。なぜ時間が空くと使いたくなるのか。なぜ孤独や退屈に耐えられないのか。なぜ同じ人間関係に戻ってしまうのか。なぜ薬物なしの休日を楽しめないのか。そこに目を向けることです。

ナルコノンジャパンでは、ただ薬物から物理的に離れるだけではなく、薬物を必要としない人生へ向かうためのプログラムを提供しています。身体の状態を整え、コミュニケーションを学び、自分が同じパターンを繰り返してきた原因にも向き合っていきます。
「毎日ではないから大丈夫」と思っている人ほど、早めの相談が大切です。まだ取り返しがつくうちに、薬物を使わない人生へ方向を変えることはできます。
もしご自身やご家族が、覚醒剤をたまに使ってしまう状態で悩んでいるなら、一人で抱え込まず、ナルコノンジャパンへご相談ください。勇気ある一歩が、新しい人生の始まりになるかもしれません。
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