こんにちは。ナルコノン卒業生スタッフのタコです。
以下は私が親に対して過去に実際に言い放った言葉です。
「薬物をやる人生になったのは、こんな家に生まれたからだ!」
「小さい頃のトラウマのせいだ!」
親としては、かなりつらい言葉です。
否定したくなるかもしれません。
反論したくなるかもしれません。
では、次の3つの返しの中で、
どれが一番「もう少し話してみよう」と思えるでしょうか?
* 「確かにそうかもしれない」
* 「そんなことはない」
* 「何を甘えたことを言ってるんだ」

多くの場合、
「確かにそうかもしれない」
この一言が、会話を続けるきっかけになります。
なぜなら、この言葉には
「理解しようとしている姿勢」が含まれているからです。
■ 会話のデモンストレーション
子供「お前ら親のせいで俺はこうなったんだ!」
親「確かにそうかもしれないね」
子供「そうだよ!ずっと否定されてきた!」
親「そう思ってたんだね。話してくれてありがとう。もう少し詳しく教えてくれる?」
子供「塾に行きたくないって言ってるのに無理やり行かされた!」
親「そうか、行きたくない気持ちがあったのに無理に行かされて、つらかったんだね」
子供「…そうだよ。悲しかった」

ここで起きている変化に気づくでしょうか。
最初は攻撃的だった言葉が、
👉「悲しかった」
👉「分かってほしかった」
という“本音”に変わっています。
■ なぜこの対応が大切なのか
多くの場合、怒りの言葉の奥には、
👉 寂しさ
👉 悲しさ
👉 分かってほしかった気持ち
が隠れています。
もしここで、
「そんなの言い訳だ」
「親のせいにするな」
と返してしまったらどうなるでしょうか。
👉「やっぱり分かってもらえない」
👉「話しても無駄だ」
そう感じて、心のドアを閉ざしてしまいます。バタンっ!

一方で、
「確かにそうかもしれない」
「そう感じていたんだね」
と受け止めることで、
👉「この人には話してもいいかもしれない」
という安心が生まれます。
■ よくある誤解
ここで一つ大切なことがあります。
🐙「認めること」と「全てを受け入れること」は違います。
この場合の「確かにそうかもしれない」は、
👉 事実を認めているのではなく
👉 相手の“気持ち”を認めている
ということです。
—
親がすべて悪いと認める必要はありません。
大切なのは、
「あなたはそう感じていたんだね」と理解しようとすることです。
■ もう一歩踏み込んだ関わり方
関係を修復していくためには、
さらに一歩踏み込むことが大切です。
—
親「ずっと一人で抱えてきたんだね。つらかったよね」
子供「…うん」
親「今も、分かってもらえないって感じてる?」
—
そして、
親「これからはちゃんと話を聞けるようにしたいと思ってる。どうしたらいいかな?」
—
ここで初めて、
👉 子供と一緒に関係を作り直す段階に入ります。
■ 本当に大切なこと
あなたが本当に望んでいるのは、
「他人のせいにして無責任な子供」ではなく、
自分の行動にしっかりと責任を持てる自立した子供
ではないでしょうか。

薬物の問題は、行動だけを止めても解決しません。
その背景にある、
👉 気持ち
👉 関係性
に目を向けていくことが必要です。
■ 最後に
子供から「親のせいだ」と言われることは、
とても苦しいことです。
ですがその言葉の奥には、
「本当は分かってほしかった」
という気持ちが隠れていることが多いのです。

そしてもう一つ大切なことがあります。
それは、
失敗しても諦めないことです。
親であるあなたも、小さい時に親から否定評価を当たり前のように受けてきた可能性も十分にあります。
コミュニケーションが上手く取れない。
気をつけていても、ついつい否定や決めつけの言葉で相手の話をさえぎってしてしまうことも当然あります。
後からでも「ごめん、さっきのは良くない言い方だった。」
この一言が言えるかどうかでも、だいぶ変わります。
何度も失敗しながら、徐々に関係性が良くなっていくのが現実です。
▪️どうしても難しい場合は相談を
どこからどう関係を回復していけば良いのか分からないという事も当然あります。
第三者が入ることで、
関係が大きく変わるきっかけになることもあります。
あなたの大切な人が、
真に自分の人生を取り戻すために。
その第一歩は、
「分かろうとすること」から始まります。
薬物のことでお困りのことがありましたら、ご本人でもそのご家族でも、遠慮なくご相談ください。
電話相談無料です。
薬物の問題は、人生の問題であり、薬物を必要としない生き方を目指すナルコノンは、人生をより良く生きるためにサポートができます。
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