こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。1v-LSDが違法薬物に指定されてから数日が経ちました。もはや1vLSDは合法薬物ではなく、立派な違法薬物です。そんな1v-LSDのピークは摂取してからどのくらいの時間で来るのでしょうか。今日はそのピークについてお話ししていきます。

1vLSDとは

1vLSDは令和5年3月20日から違法薬物となっています。1-バレリル-D-リゼルグ酸ジエチルアミド（1V-LSD）は、通称「バレリー」と呼ばれ、LSDとほぼ同じ効果をもたらすサイケデリックな物質です。脳内の受容体に作用し、幻覚、時間の歪み、自我の喪失などを引き起こします。

LSDと効果はほとんど変わりません。使用者の間ではLSDよりも強力だという意見すら多かったほどです。ではLSDはどのような薬物かと言うと…

LSDは最も強力な幻覚剤のひとつです。LSDは主にアメリカ合衆国内の密造工場で、結晶の状態で生産されます。このようにしてできた結晶は液体に加工され、販売されます。LSDは無臭、無色で、わずかに苦い味がします。幻覚剤は、幻覚を引き起こす薬物です。この種の薬を使用すると、現実には存在しないものが非常に鮮明に見えたり、聞こえたり、感じられたりします。

幻覚剤の種類によっては、それを使用する人の気分に突発的で予測できない変化を生み出すものもあります。LSDの使用者はLSDによる体験を「トリップ」と呼び、これは通常12時間ほど続きます。忌まわしい害を及ぼす反応は、その生き地獄のような苦しみにふさわしく「バッド･トリップ」と呼ばれています。 (Drug Free Worldより)」

1vLSDのピーク

人にもよりますが、1vLSDのピークは摂取してから1時間から2時間と言われています。ピークというのはつまり最も効果が現れている時間のことです。ピークは摂取してから1時間から2時間の間で到達し、30分ほど続く印象です。しかしトリップ自体は少なくとも4時間から12時間以上続きます。

1v-LSDを摂取しピークに訪れると、妄想や幻視を引き起こします。1v-LSDを使用すると、時間と自己に対する感覚が変わります。物体の大きさや形はゆがんで受け止められ、その動きや色彩、音もゆがめられます。触覚や通常の身体の感覚までもが、奇妙で突飛なものに変わります。感覚は「重なり合う」ような感じになり、その人は色を「聞いたり」、音が「見えたり」するように感じる場合もあります。これらの変化は恐ろしく、パニック状態を引き起こすことがあります。

1vLSDをはじめとした幻覚剤を推奨する人は、こうした幻覚剤による知覚の変化を肯定的に捉えることで幻覚剤を正当化しています。ネガティブな思考や鬱病に効果があるのではないかと精神医学の分野で注目されているのも、この知覚の変化を肯定的に捉えているからです。しかし幻覚剤の知覚の変化は一時的なものです。幻覚剤によって一時的に何かを癒したり、何かから逃避することに根本的な解決はありません。

生きづらさや鬱に悩まされる、それを薬の力で前向きにするという理屈は分からなくはないです。しかし、それではいつ薬を手放すことができるのでしょうか。

一度1vLSDを摂取すると…

一度は「フラッシュバック」や「再体験」という言葉を聞いたことがあるかと思います。「フラッシュバック」や「再体験」とは、薬物を摂取していない状態にも関わらず、過去にとった薬物の影響が現在に現れることです。「フラッシュバック」、これは学校で教わるデマの薬物教育なんでしょ？って思ったら大間違いです！

この現象は何の拍子もなく突発的に現れることもあれば、特定のきっかけによって引き起こされることがあります。僕は何度もこれを経験しています。旅行先や電車の中、薬物をとっていないのに薬物が効いたかのようにぶっ飛んだ経験があります。

薬物などの毒素は体内に残留するというメカニズムのもと、こうした現象は起きるのです。1vLSDも同じことですから、決して摂らないでくださいね。

薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、１本の電話が、１つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ

薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。