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薬物を使った場所に残る記憶と回復への道


こんにちは。ナルコノンジャパン卒業生スタッフのタコです。

私が薬物をやらない方がよいと考える理由は、健康への悪影響や依存性だけではありません。

それは、薬物を使った場所に、当時の記憶がついて回ることです。

実家の部屋、購入した家、旅行先の美しい景色。本来なら大切な思い出になるはずの場所が、薬物によって苦い記憶の残る場所へと変わってしまうことがあります。

今回は、私自身が経験した「場所と薬物の記憶」、そして薬物のない新しい人生を始めることについてお話しします。

薬物を使った場所に残る記憶

どんなに素敵な場所であっても、そこで違法薬物を使ってしまうと、そのときの記憶が強く残ってしまうことがあります。

私自身、薬物をやめた後に、かつて使用していた場所を訪れることで当時の記憶がよみがえる経験をしました。

例えば、実家の自分の部屋、購入した家、旅行で訪れた美しいリゾート地などです。

本来なら安心できる場所や楽しい思い出が残るはずの場所なのに、そこで薬物を使用したという記憶がついて回る。

特に、薬物の影響で大声を出して怒鳴ってしまったり、誰かを傷つけてしまったり、暴れてしまったなどの苦い経験がある場所では、なおさらです。

薬物をやめた今なら、何も隠すことなく堂々とその場所へ行くことができます。しかし、実際にその場所へ立つと、過去の出来事を思い出し、気持ちが沈んでしまうことがありました。

私はこれを、その場所に対して「起因に立てなくなる」と感じていました。

つまり、過去の出来事に気持ちを引っ張られ、その場所で自分らしく主体的に過ごすことが難しくなってしまうのです。

薬物の影響は、使用している最中だけで終わるとは限りません。

薬物を使った場所や、そこでの思い出にまで影響が残ってしまうことがある。

これも私が、薬物をやらない方がよいと考える理由の一つです。

環境を変えて新しい人生を始める

私は、薬物をやめて新しい人生を始めるうえで、生活環境を変えることは大いに役立つと考えています。

例えば、長年薬物を使用していた部屋から離れ、新しい場所で生活を始めることです。

もちろん、引っ越しをすればすべてが解決するというわけではありません。また、必ずしも住み慣れた家を離れる必要があるとも思いません。

ただ、生活する場所を変えることで、これまでの薬物使用と結びついていた習慣や記憶から、少し距離を置きやすくなることがあります。

私としては、可能であれば、かつて薬物を使用していた部屋の模様替えをしたり、当時使っていた机や家具などを新しくしたりすることも、一つの方法だと思います。

そして、何より大切なのは、新しい環境に薬物を一切持ち込まないことです。

新しい部屋で目を覚ます。

新しい机で仕事をする。

これまで薬物と結びついていた時間を、別の習慣に置き換えていく。

そうして、薬物のない生活の中で新しい思い出を積み重ねていくのです。

また、過去に薬物を使っていた場所を、無理に避け続ける必要もありません。回復の過程で、その場所を訪れることに不安があるなら、焦らず信頼できる人や支援者と相談しながら向き合っていけばよいと思います。

過去の記憶を消すことはできなくても、これからの人生で新しい記憶を作ることはできます。

私は、それも薬物依存からの回復において大切なことだと感じています。

薬物をやめて自己信頼を取り戻す

ここまで薬物と場所の記憶についてお話ししましたが、私が回復において一番大切だと考えているのは、自分自身への信頼を取り戻すことです。

薬物を使い続けていると、さまざまな場面で自分に対する自信を失ってしまうことがあります。

「もう使わない」と決めたのに使ってしまった。

家族と約束したのに守れなかった。

今日こそきちんと生活しようと思ったのに、また薬物を優先してしまった。

こうした経験が積み重なると、次第に自分自身を信用できなくなってしまいます。

だからこそ、薬物を使わない生活を続けることには大きな意味があると私は思います。

一日、また一日と薬物のない生活を積み重ね、自分で決めたことを実行していく。その小さな積み重ねが、失っていた自己信頼を取り戻すきっかけになるのです。

もちろん、回復の途中で再使用してしまう人もいるでしょう。

しかし、そこで自分を責め続け、すべてを諦めてしまう必要はありません。

再使用してしまったとしても、もう一度やめるための行動を始めればよいのです。

「また使ってしまった自分」だけを見るのではなく、「それでも薬物をやめることを諦めていない自分」を認めてあげてください。

再使用を繰り返してしまう場合には、一人で抱え込まず、専門家の支援を受けることも大切です。

私自身、薬物を必要としない人生へ進むことができました。今では、薬物のない生活の中で、新しい経験や思い出を積み重ねています。

薬物をやめることは、これからの人生に薬物のない新しい記憶を増やしていくことでもある。

私はそう思います。

もし、あなたや大切なご家族が薬物依存に悩んでいるのであれば、ぜひナルコノンジャパンへご相談ください。

私たちは、薬物をやめたいと願う方が自分自身への信頼を取り戻し、新たな人生を歩み始めるためのお手伝いをしています。

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