こんにちは、スタッフのアユです。薬物を使用すると、トリップすることがあります。それにはグッドトリップとバッドトリップがあると言う人がいます。今日はこれをテーマにお話ししていきましょう。
グッドトリップとバッドトリップ…そもそもトリップとは?
そもそもトリップとは何でしょう?ナルコノンで使用している、薬物解毒に関する専門書『クリアーな身体、クリアーな心』にはこのように定義されています。
トリップ【trip】
LSDや、それに類似した薬物を摂取した時に経験する状態のこと。穏やかなものから強烈なものまで、感覚の程度に幅があり、多幸感(疑似的な幸福感の高まり)や幻覚(現実の世界や外部の環境には存在しない者を知覚したり体験したりすること)が頻繁に起こる。これらは、過去に薬物摂取の経験を持つ人の場合、薬物を取らなくても生じることがある。
トリップとは、薬物を摂取した時に起こる、幻覚や多幸感のことを指します。要するにこれは、今まさに現時点で起こっていることとは、関係のない感覚や現象に飲み込まれてしまうということです。
定義の最後にもありますが、薬物を使用した後は、現時点では薬物を取っていないのにも関わらず、予期せず同じような状態を経験することがあります。これをフラッシュバックと言います。フラッシュバックは、いつどこでどのように起こるのかは誰もわかりません。数日後に起きるかもしれませんし、10年後かもしれないのです。
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バッドトリップじゃなくてグッドトリップならいいんじゃない?
前述したとおり、トリップというのは現実から引き離れた感覚を生み出します。
俗語っぽく言えば「ラリッてる」「ぶっ飛んでる」なんて表現がわかりやすいでしょう。
バッドトリップは、その名の通り「悪いトリップ」です。多くの場合が、不安や恐れのような精神的辛さ、錯乱、身体的なひどい状態を引き起こしている状態を言います。では反対語のグッドトリップとは、何が「グッド」なのでしょう?
グッドトリップとは、単純に「気持ちの良いトリップ」のことを指します。例えば、ライブ会場でLSDを取って最高の気分になったとか、幻覚を見てうっとりしたとか、中には前世を見に行った、違う国に辿り着いたと言う人もいるようです(!)。
要点は、一瞬は「グッド」と感じられるものがあるということ。メリットと思われるものがなければ、薬物に手を出す人はいないでしょう。しかし、問題はその後に待ち受けている大きな代償です。心身がむしばまれて不安定になっていき、また薬物に手を出すという悪循環から抜け出せなくなっていきます。
更に、それがいつフラッシュバックするのかわからないというリスクを、一生抱えて生きていかなければなりません。それはまさに時限爆弾のようなものです。
グッドトリップもバッドトリップも必要のないもの
フラッシュバックが、もし公共の場にいる時に起こったらどうなるでしょうか?車を運転中だったら?更に大切な人をその車に乗せていたら?そのリスクがどれほど大きなものになりうるかがわかるでしょう。
グッドトリップもバッドトリップも、単に薬物によって引き起こされる幻覚にすぎません。人間は、そのような薬物がなくても、幸せを感じたり、芸術の美しさを感じ取る能力が備わっているのです。薬物はそれをただ破壊する結果しか生まないのです。
ナルコノンでは、そのようなリスクから解放されるプログラムを提供しています。
薬物を断ち切り、それを身体から物理的に流し出す解毒を行うことができます。
そして、これから先の人生においても、薬物に関わることなく生きていくために必要なスキルを学びます。
薬物でお困りの方が周りにいらっしゃる方、もしくはご自身がそうだという方は、今すぐにナルコノンにご相談ください。その種類にかかわらず、薬物依存のリスクは取り返しのつかない大きさになることがあります。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。
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