薬物リハビリ施設に入っても本当に変われるのか。私自身も、入学前はそう疑っていました。ナルコノンジャパン卒業生として、私が実際に感じた違いをお伝えします。
施設に入っても意味がないと思っていた
ナルコノンジャパン卒業生のタコです。
私は他の薬物リハビリ施設に行ったことがありません。ですので、他の施設と細かく比較することはできません。
ただ、ナルコノンジャパンに入る前の私は、薬物リハビリ施設というものに対して、とても消極的な考えを持っていました。
「どうせ施設に行っても薬物は治らないだろう」
「施設にいる間は薬物を使わずにいられても、外に出て自由になれば、また使ってしまうのではないか」
「結局、一時的に薬物から離れるだけで、根本的には何も変わらないのではないか」
正直、そんなふうに思っていました。

薬物をやめたい気持ちはあっても、心のどこかで「自分はどうせ変われない」と思っていたのだと思います。だから施設に入ることにも前向きになれませんでした。
しかし、ナルコノンジャパンを見学した時に、「ここなら自分は変われるかもしれない」と感じました。ただ薬物を使わない期間を作るだけではなく、身体、コミュニケーション、自分の人生の見直しまで段階的に取り組むプログラムがあると知り、私は見学に行ったその日に入学を決断しました。
身体とコミュニケーションに向き合う
私がナルコノンジャパンで特に印象に残っていることの一つが、サウナデトックスのプログラムです。薬物を使っていた頃の私は、とにかく身体が鉛のように重く、肩こりもひどく、心だけでなく身体まで疲れ切っていました。

ナルコノンでは、サウナや栄養補給などを通して、身体の状態を整えていくプログラムがあります。毎日のようにサウナに入る生活は、普通に生きていたらなかなか経験することのないものでした。私はそこに少しワクワクする気持ちさえありました。「身体から変えていく」という取り組みが、自分にとって大きな希望になったのです。
もう一つ大きかったのが、コミュニケーションについて学べることでした。私の場合、薬物問題と家族との関係悪化は、切り離せないものでした。家族との会話は崩れ、人間関係でも毎回同じようなことで感情的になり、そのイライラを自分で作り出して、薬物を使う口実にしていたところがありました。
だから私にとって、コミュニケーションを学べることは本当に楽しみでした。薬物だけを取り上げても、人との関わり方や感情の扱い方が変わらなければ、また同じパターンに戻ってしまう。そこを無視して、本当の意味で薬物を必要としない人生には進めなかったと思います。
同じパターンを繰り返さないために
ナルコノンジャパンで大切だと感じたもう一つの点は、薬物を使うに至った自分の人生と向き合う時間があることです。
薬物が身体から抜け、コミュニケーションの力を少しずつ取り戻し、心と身体の状態が整ってきた段階で、自分がこれまで何をしてきたのか、なぜ同じような問題を繰り返してきたのか、これからどう生きたいのかを見つめ直していきます。
入学前の、薬物に浸かりきっていた頃の自分なら、「本当にそんなことができるのだろうか」と思っていたはずです。自分の人生を振り返ることも、過去の行動と向き合うことも、当時の私には難しく感じられたと思います。
しかし、ナルコノンでは最初から難しいことに取り組むのではなく、段階を踏んでプログラムが進んでいきます。身体を整え、コミュニケーションを学び、その上で自分の人生と向き合う。だからこそ、安心して取り組むことができました。
ナルコノンジャパンは、ただ薬物から物理的に離れ、使わない期間を作るだけの場所ではありません。デトックス、コミュニケーション、自分の人生の振り返りを通して、同じパターンを繰り返さないための方法を学ぶ場所です。
心の奥では「薬物を必要としない人生を送りたい」と思っている人にとって、ナルコノンジャパンは大きなきっかけになる場所だと、私は自分の体験から感じています。
薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ
薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。
