大麻には様々な摂取方法があります。中でも大麻の成分を凝縮し、強力な効果を味わえるという「ワックス」というものがあります。今日は大麻ワックスのことを知らない人のために、大麻ワックスとは何か、どうやって使うのかというところを説明したいと思います。
大麻ワックスって?
大麻(マリファナ)ワックスとは、大麻から抽出された濃縮成分を加工する際に、混ぜ合わせる等して結晶化させることで作られる高濃度の大麻製品です。オイル状の抽出物が固まり、独特の質感を持つ濃縮物になります。ペースト状の見た目をしています。
このワックスは「ウィードワックス」や「ブタンハッシュオイル(BHO)」、「ハニーオイル」といった名称でも知られており、現在流通している大麻濃縮製品の中でも特に人気が高いそうです。
ワックスの外見や質感には幅があり、例えば「ブッダー」と呼ばれる柔らかくてクリーム状のものから、「クランブル」や「ハニカム」といった乾燥していて壊れやすいものまで様々です。特に上質なワックスは柔らかく、琥珀色に近い色合いをしているんだとか。
THC(テトラヒドロカンナビノール)の含有量は非常に高く、製品によっては60〜80%にも達します。これは通常の大麻ジョイント約15〜20本分に相当するほどの濃度であり、非常に強い精神作用があると言われています。
ではなぜそんな強力な大麻ワックスを使うのでしょう?
人は望ましくない状態や感情から逃れるために薬物を取るのです。 大麻は「ハイ」になっている間だけ、一時的にその問題を覆い隠します。 その「ハイ」な状態がうせると、問題や望ましくない状況は、以前より強烈になって戻ってくるのですが、、、
大麻ワックスはどうやって使う?
ワックスのよくある使い方のひとつに「ダビング(Dabbing)」があります。これは、ダブリグと呼ばれる特別なパイプや、ボングという器具を使って吸う方法です。
また、「ヴェイピング」と呼ばれる使い方もあります。これはヴェポライザーという専用の電子機器を使って、蒸気を吸う方法で、日本でもよく知られているスタイルです。そのほかには、ジョイント(紙に巻いて吸うタイプ)や、普通のたばこに少し混ぜて吸うという方法もあります。
しかし、どんな方法で取ったとしても、THCを摂取してから起こる反応として、心拍数の上昇、方向感覚の喪失、身体調整作用の欠如などがあり、しばしば憂うつ感や眠気がその後に続きます。 パニック発作や不安に襲われる人もいます。
大麻ワックスを使用するのは、もっぱら気晴らしのためでしょう。大麻が生み出す効果やハイな気分を味わうためにそれを取ります。しかしどんな方法で摂取しようとも、それを使用し続けるとこの薬物に対する耐性ができるため、以前と同じ高揚感を得るためにさらに強い薬物を使用するようになります。
大麻ワックスは使用しないで
薬物の使用は負の連鎖です。初めは軽い気持ちで大麻に手を出すでしょう。大麻を吸ったぐらいでは人生はそう悪い方向へ傾きはしない、と鷹を括っているのです。いやいやそんなことはありませんよ。
私の体感として、大麻使用者の90%以上が他のドラッグの使用経験があります。大麻だけでは終わらないのが「薬物」の連鎖なのです。いけないことは、いけないことを引き寄せます。大麻の周辺には常に、より強力な薬物が潜み、あなたに近づこうとしていることを忘れてはいけません。
大麻ワックスはその一例かもしれません。初めはジョイントやボングで大麻を吸っているとします。やがて、界隈の大麻仲間らが大麻ワックスを持ってくる。「こっちの方が効く」からと言われて、そこで試さない人もいないでしょう。お伝えしたとおり、大麻ワックスは通常のジョイントで摂取するよりも、はるかに効果が強い。大麻の効果をより体感できる方法を試したあとは、ジョイントではもはや物足りなくなるでしょう。
薬物を欲する人間は、より手軽で強力なお得なトリップを求める傾向にあります。行き着く果ては覚醒剤やコカイン、LSDでしょうね。ケミカルドラッグは即効性があり、気分の高揚感も相当なものです。そうやって、覚醒剤に行き着く人は沢山いるのが現実です。
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