「ゲートウェイドラッグ」という名前を聞いたことがありますか？これは、他のより強い薬物へ走るきっかけとなる、より効果の弱い薬物を指します。昨今の市販薬OD（過剰摂取）の流行は、ゲートウェイ（入口）にもなっている恐ろしさがあります。

市販薬をアッパー系として使う理由

そもそも市販薬は、人間が風邪を引いたときに、その症状を抑え込むためにできたものです。その目的と用途を無視し、過剰摂取という形で乱用する人々が増えてしまいました。

◆市販薬ODについてまとめて読みたい方はこちらのページがおすすめ
⇒市販薬ODブログまとめ

なぜそのような乱用が起こったのでしょうか？
それは、市販薬の中に含まれている成分が、麻薬と同じ効果をもたらすからです。
例えば、その成分の１つであるエフェドリンは、日本の法律上では、濃度が10%を超えると、覚せい剤原料として取り扱われる成分です。しかし、少量であれば気管支を拡張させて、呼吸しやすくする医薬品として働くため、咳止めなどに含まれています。

ですから、これをODした結果覚醒剤と同じような作用を表したとしても、何ら不思議はありません。これが、市販薬ODがアッパー系の違法薬物と、さほど変わらない危険性をはらむ理由です。

参照ブログ：【代表ブログ】市販薬による薬物依存を疑うご家族へ～エフェドリン～
参照ブログ：市販薬ODの影響 – 成分とその作用から見てみましょう

市販薬ODのおかげで仕事がデキるようになる？

薬物使用への誘い文句、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか？

• スッキリするよ
• 勉強ができるようになるよ
• 仕事ができるようになるよ
• 一度だけなら大丈夫だよ
• 痩せられるよ

薬物の売人や、このように誘ってくる恋人・友だちは、残念ながらあなたの未来の幸せを真剣に考えてはいません。これら誘い文句の裏にある真実、悪影響を及ぼす部分について説明してくれる人はいないのです。

市販薬ODにハマってしまう人には、この売人や恋人・友だちがいない場合もあります。なぜなら今は、SNSを始めとするインターネット上で情報が流され、興味本位で始めてしまう人もいるからです。

スッキリすることや、勉強や仕事ができるようになるのは、単に薬物の影響で覚せいしていられるからに過ぎません。痩せられるのは食欲減退や、栄養失調になってしまうからです。そして、すべての薬物依存者が、その最初の「一度だけ」を経験していることを忘れてはいけません。

市販薬ODによって一瞬仕事がデキるようになることと、死んでしまうかもしれない危険性は、天秤ではかれるものではありません。薬物がなくても仕事がデキるのなら、それが最高だとは思いませんか？

市販薬ODの罠から抜け出す方法はある！

薬物は一時的な解決策であるように見えるために、手を出す人々が後を絶ちません。
アッパー系を必要とする理由は、自分が「ダウン」しているからという理由に他なりません。そのダウンから立ち直るスキルがなければ、薬物リハビリの根本解決には至らないでしょう。

市販薬のODは、ご家族が気づきにくく、ご本人も緊急性に気づきにくいものです。
その悪影響は覚醒剤さながらであり、突然断薬しようとすれば離脱症状を伴います。

そこからより一層強い薬物を求め、覚醒剤などの本番の薬物に手を出してしまう人もいます。薬物とうまく付き合っていくことは不可能です。できることならやめたいと思っても、今まではその方法がなかったので、諦めるより仕方ありませんでした。

しかし、今は日本にナルコノンができました！

ナルコノンは、市販薬ODの問題に対しても手を打つことができます。これは、薬物の問題でお困りのあなた、またはご家族の皆様に、幸せな新しい人生をお届けするチャンスが生まれたということです。ナルコノンに来たいと思った時には、もう手遅れ…となる前に。
今すぐにナルコノンにご連絡ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

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