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薬物によって最初に奪われるのは理性ではなく“人生を楽しむ力”


これは卒業生スタッフのタコさんが、自身が薬物依存で苦しんだ経験と、止めるためにナルコノンで学んだ知識を元に書くブログです。

薬物を使う人は、最初から「やめられない」と思っているわけではありません。
むしろ多くの人が心のどこかで「いつでもやめられる」と感じています。

それでもやめられない現実が続くと、人は少しずつ自分を見失っていきます。


■薬物と自己否定のループ

薬物の問題は、単なる意志の強さや弱さでは語れません。

最初は「もうやめよう」と思っている。
けれど実際にはやめられない。

その経験が一度ではなく、何度も繰り返されることで、人は次第に「どうせ自分には無理だ」と感じるようになります。

そうなると、人は自分を守るために考え方を変え始めます。
薬物を肯定する情報に触れたり、同じように使っている人とつながることで、不安を和らげようとすることもあります。

これを正当化と言います。

また、自分を受け入れてくれる人に甘えることで、一時的に安心感を得ることもあるでしょう。
しかしその関係は長続きしないことが多く、気づけば人間関係や価値観が大きく変わっていきます。

以前よりも疑い深くなったり、怒りやすくなったり、物事を否定的に捉えることが増えていく。
そんな変化を周りから指摘されることもあるかもしれません。


■多幸感という強力な引力

そしてもう一つ、薬物の大きな特徴が「多幸感」です。

特に大麻のような薬物は、非常に強い快感・トリップ体験やリラックス感をもたらします。
この感覚は、通常の生活では決して得られないものです。

一度でもその状態を体験すると、何も使っていない状態の自分がどこか物足りなく感じられるようになります。

映画を見ても、ご飯を食べても、人と過ごしても、以前のように楽しめない。
むしろ「使っている時の方が楽しい」と感じるようになってしまうのです。

すると人は自然と、その感覚をもう一度求めるようになります。
これは特別なことではなく、人間の自然な反応です。

しかしその繰り返しが続くことで、薬物のない日常はどんどん色あせていきます。


■薬物の罠

こうして気づかないうちに、立場は逆転していきます。

最初は「自分が使っている」つもりだったものが、いつの間にか「使わされている」状態へと変わっていくのです。

薬物をコントロールしているつもりでも、実際には薬物によって行動や感情が左右されている。
さらに薬物には耐性があり、同じ効果を得るために使用量や頻度は増えていきます。

これが薬物の本当の怖さです。

もし今、「やめたいのにやめられない」「人生がつまらない」と感じているなら、それはあなたが弱いからではありません。
🐙薬物の仕組みによってそうなっている状態です。


■やめられない本当の理由

薬物をやめられない理由の多くは、
🐙「やめた後の人生がつまらない」と感じてしまうことにあります。

実際に、数日間やめてみたことがある人は、イライラや無力感、憂鬱といった状態を経験しているはずです。

その苦しさが強く記憶に残ることで、
「薬物のない人生は辛いものだ」と思ってしまう。

そして再使用を繰り返してしまうのです。

でもそれは、あなたが弱いからではありません。
🐙 回復の途中で止まってしまっているだけです。

その状態を経験したことがあるということは、むしろ一度はやめようと努力した証です。
自分を否定せずに、止めようとした自分を認めてあげることも大事です。本当にえらいです。


■通り抜けた先にあるもの

確かに、薬物をやめた直後は辛いです。
何をしても味気なく、つまらなく感じる。

それを「ずっと続く」と思ってしまうのも無理はありません。

しかし実際は違います。

その状態を通り抜けることで、
少しずつ本来の感覚が戻ってきます。

やめられない人は、この「通り抜ける前」に再使用してしまっているだけです。


■本当に必要なもの

ナルコノン卒業生として言えるのは、
薬物をやめるために必要なのは「根性」ではないということです。

必要なのは、

①離脱を乗り越えるための十分な時間
②体内に溜まった薬物を取り除くデトックス
③薬物に頼らず生きていくための正しい知識

この3つを自己流で行うのではなく、薬物リハビリの専門家に一任することで苦しさはかなりというかほぼ皆無と言っていいほど楽に止めることができます。

我慢して一人で数ヶ月やめられたとしても、それだけでは「いつでもやめられる状態」にはなりません。

実際に、長期間使用していない人が再使用するケースも多くあります。

つまり、
👉 時間だけでは依存は解決しないということです。


■最後に

本当に大切なのは、薬物に対する正しい理解と、薬物がなくても人生を楽しめる力を身につけることです。

これは特別なことではなく、人生を生きる上での土台になります。

遠回りに見えても、これが一番確実な方法です。

そして、人生の数ヶ月を使ってでも、自分を立て直す時間を持つことは、決して無駄ではありません。

それは、これからの人生を大きく変える時間になります。

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