こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。いま小学生や中学生の子らが合法薬物に手を染めています。不適切な方法で市販薬を摂取することは危険です。今回はその方法の一つであるブロンの一気飲みというものについて考えていきましょう。

ブロンとは

市販薬でドラッグとして用いられるものの１つが、コデインです。コデインは咳止めとして利用されています。ブロンやアネトン、パブロンゴールドに含まれています。これは、使い方を間違えると非常に危険なものになります。ブロンとはその正体は実はコデインという物質からできているのです。

コデインは、痛み止めや咳止め作用のある物質です。リン酸コデインとして、痛み止めや咳止めとして用いられます。また、コデインから製造したジヒドロコデインとして、咳止めとして用いられます。コデインは、アヘンから抽出された物質で、その代謝産物の約１０％がモルヒネです。なぜ、これらがドラッグとして使われるのかは、その化学構造式の形を見てみるとわかります。

形がとても似ていますね。形が似ている物質は、体内でも似たような作用を引き起こします。

このコデインと似た構造式の形をヘロインは、キングオブドラッグとも呼ばれています。そう呼ばれる理由は、快楽性、精神的依存、身体的依存が最も高い麻薬だからです。ようするに、最も危険な麻薬なのです。最も危険な麻薬と構造が似ているコデインですが、多くの人がそれを知らずに摂取しているということになります。あなたは知っていましたか？

ブロンを一気飲み

ブロンを一気飲みする行為が一部の人の間で流行っています。ブロンは錠剤のものと液体のものがあります。一気に飲むことで多幸感やふわふわ感など非日常的な感覚が味わえるのです。

多幸感を得て精神的な苦痛から逃れようと、医師が処方した薬やドラッグストアで買える市販薬（咳止め薬など）を適量を超えて大量に摂取することを「オーバードース」と呼びます。それではなぜオーバードースを始めてしまうのでしょうか。

何人かの元依存者に話を聞くと、そのきっかけは似たようなものだと分かりました。それは誰にでもある日常のストレスや不安感からです。学生の場合、学校生活のストレスや友人関係における不安感・緊張感から市販薬ODを始めたというケースが多いように思います。実際10代の少年少女による市販薬ODは多いのです。

人生において10代は苦悩することが多い時期です。10代は自他を強く意識し、人間関係に敏感で、心身は流動的です。絶対的な自由と社会の制約とのはざまに生き、何らかの抑圧を感じながら生きています。それは人によっては必ずしも生きやすいものではないでしょう。そのような時期に薬物を使って苦痛から逃れようとしてしまうのは理解できます。薬物による多幸感、万能感はやり場のない心の苦痛を一時的に癒すことでしょう。

しかし薬物は一時的な快楽をもたらすかもしれませんが、根本的な解決策にはなりません。そんなこと痛いほどわかってるよ、と思うかもしれませんね。もちろんそう思うのも分かります。他に解決策だないのだから、ただブロンを一気飲みするしかないのだと自分に言い聞かせていることも。

ブロン一気飲みをやめたい？

さてそれでは、なぜあなたはブロンを一気飲みするのでしょう、どういった苦痛から逃れたいのでしょうか。どのような人生の困難があるのでしょうか。一度ボーッとでもいいから考えてみてください。ただ楽しいからというのは、あってないような誤魔化しの理由です。

普段どのようなことを考えていますか？自分の未来のことですか、過去のことですか、現在のことですか。それは人間関係ですか、学校のことですか、仕事のことですか。人にはその人だけの困難や悩みがありますが、心配することはありません。

本来どんな困難があっても、薬に逃げずに自分で対処し、解決することができます。反対に言えば自分で何事にも対処し、解決できるようになれば薬を必要としなくなるのです。そのためにはまず、自分のその能力を回復する必要があります。ここナルコノンに来れば、あなた次第でそれが確実なものになります。本当です。一度お電話ください。

薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、１本の電話が、１つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

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