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お酒を飲みたくなる原因はこれだ


こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。みなさんはお酒を飲みますか?飲む人はなぜお酒を飲むのか考えたことがあるでしょうか?お酒が飲みたくなる理由はある程度みな同じかもしれません。今日はお酒が飲みたくなる原因について改めて考えることにしましょう。

お酒を飲む人の割合

突然ですが、日本ではどのくらいの人がお酒をのんでいるかご存知でしょうか。

日本では戦後の経済発展もあり90年代後半まで飲酒量は増大してきましたが、近年は高齢化の進展もあり頭打ちあるいは低下傾向となっており、成人一人当たりのアルコール消費量でみると平成4年度の101.8ℓをピークに78.2ℓ(2019年度)まで減少してきています。

厚生労働省の調査では、週に3回以上飲酒する習慣飲酒者は、男性では、平成元(1989)年の51.5%に比べ、令和元(2019)年では33.9%に大きく減少していますが、女性では同期間で6.3%から8.8%と逆に増加しています。

どうでしょうか。全体的な飲酒量、飲酒人口は減少傾向にあるとはいえ、男性は10人に3人程度、女性は10人に1人程度は週3回以上お酒を飲むそうです。日本では冠婚葬祭やお祭りでも飲酒、御神酒(神様にお供えするお酒)があったりと、お酒が伝統的に社会的に役割を担ってきたということも、日本人の飲酒習慣とは無関係ではないようです。

また日本では24時間365日コンビニなどどこでもアルコールが買えますが、他の国に行けばそれは必ずしも当たり前ではありません。例えばアメリカ州内には、一部Dry County (禁酒郡)というのが存在しています。Dry Countyに制定されている郡では、平日の夜9時以降お酒を買うことが禁止されていたり、日曜日のお酒の販売を禁止していたりします。24時間どこでもアルコールが手に入るのは、お酒が飲みたくなる原因の一つかもしれませんね。

お酒を飲みたくなる原因は?

ではお酒が飲みたくなる原因というのは、どういうものがあるでしょう。今回はアルコールに依存した経験がある人にお話を聞いてみました。

嫌なことがある/あったから

これは必ず聞く答えでした。嫌なことがあったので、それを紛らわせるために飲む。そうすると一時的には気分がおおらかになって、嫌なことも気にならなくなると。しかしそれはアルコールが効いている間というのは言うまでもありません…

陽気になりたいから

これも多かったですね。陽気になりたくて薬物を摂るというのは、薬物依存の根本的な動機でもあると個人的には思っていますが、、
アルコールを含め薬物というものは人を一時的に陽気にさせることでしょう。しかしこの陽気になりたいからというのは、非常に切ない動機なうえ、本人の精神上悪いことを忠告しなければなりません。話を聞いた一人はこんなことを言っていました。

「陽気な自分を期待されているんじゃないかと思う。だけど飲まないとその自分になれない。だから飲まない訳にはいかない。」と。これは非常に聞いていて興味深いと思いました。これには相手を失望させたくないというようなニュアンスも含まれているのです。サービス精神旺盛な人は要注意ですよ。常に理想の自分でありたい。それは誰しも思うことなのかもしれませんが、他人の理想に合わせることはないです。それで離れていく友人はそこまでということでしょう。

なにかやり遂げた時

一日頑張って働いたとか。やるべき任務を終えたとか。それは些細な達成感でも、「自分への御褒美」のような感覚で冷蔵庫のビールに手が伸びてしまうようです。また仕事中でも、「今日は帰って飲むぞー!」みたいな感じになって、その一日を頑張れるっていう意見もありました。なるほど。

お酒を飲みたくなるのはコミュニケーションツールだから?

世の中成人すれば、自分自身の予定に自然と組み込まれていく「飲み会」。お酒はコミュニケーションの道具として、友達、恋人、家族、大学、会社の関係性の中で用いられていることでしょう。それは事実としてあります。お酒が他者との深い関係性の一歩目を後押ししてくれるかのような便利なものという風に考えられているのではないでしょうか。もしそうならば、今一度その前提を疑ってみる必要がありそうです。

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参照ページ:わが国の飲酒パターンとアルコール関連問題の推移 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

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