大麻には独特の匂いがあり、嗅いだことのない人は「なんか○○に似てる匂いがするんだけど…」なんて表現します。もしかして、ご家族が大麻を使っているのでは?と疑いを持ったとき、どのように行動に移せばよいかについて、今日はお話ししましょう。
大麻の匂いの特徴を知ろう
大麻の匂いは「青臭い草」や「強いハーブ」みたい、なんて表現されることも多いのですが、人によってはスカンクのような刺激臭に似ていると感じる人もいるようです。

え、私ですか?
柑橘系、松の木のような香り、甘い匂い、お香みたい、バニラが混ざっている?なんて言う人もいて、その印象は品種や状態によって異なるというのが本当のところです。だからこそ、「これが大麻の匂いだ」とひとつの特徴だけで表現することが難しいのですね。
さらに、大麻と似ている匂いを持つものは身近にも存在します。ホップや一部のハーブ、イチョウの実、肥料、園芸植物などは、条件によって大麻を連想させる香りになることがあります。そのため、「どこかで嗅いだ匂いが大麻に似ている」と感じても、それだけで大麻と断定することはできません。匂いは風向きや距離、周囲の環境によっても感じ方が変わるようですから、ネットの情報だけをうのみにするのは誤解につながる可能性もあるでしょう。

実際、ナルコノンの生徒の中にも、とある種類のタバコの匂いが大麻をほうふつとさせると言った人がいました。彼は大麻をはじめすべての薬物をやめたかったので、そのタバコに刺激されることを避けるため、タバコまでやめると決意してくれて、結局は大麻の代用としてそのタバコを吸っていた自分に気づいたとも言ってくれました。
大麻に似てる匂い…のような気がする
「近所から変わった匂いがする」「家族の服から普段とは違う匂いがする」と感じると、不安から「大麻ではないか」と考えてしまう方もいると思います。近所から変な匂いがすると通報され、逮捕されるなんてニュースも実際にあります。しかし、もちろん匂いだけで大麻の使用を判断することは非常に危険です。
実際には、大麻と似た香りを持つ合法的な製品や植物は数多く存在します。また、香水やアロマ、衣類に付着した生活臭などが混ざることで、似た印象を受けるケースもあります。嗅覚は個人差が大きく、その日の体調や経験によっても感じ方が変わるため、「似ている」と感じたとしても客観的な証拠にはなりません。

一方で、もし薬物使用を心配する状況であれば、注目すべきなのは匂いだけではありません。生活リズムの急激な変化、金銭トラブル、対人関係の悪化、情緒の不安定さなど、複数の変化が重なって初めて慎重に状況を見極める必要があります。
実は、ここでよく見え隠れする本当の問題とは、結局はコミュニケーションなのです。

変な匂いがする、大麻をやっているのかもしれない、見たことのない吸殻が部屋にあった…家族は疑い始めるのですが、これを見過ごしてしまう人が多いのはなぜでしょう?本当は、ご本人に聞かなくてはいけません。「あなた、いったい何をやっているの?」と。
大麻を疑ってる?まずは確かめて
もちろん、この問題に踏み込むのは勇気の要ることです。「これ、大麻の匂いじゃない?」と言ったあと、相手からどんな反応が返ってくるか想像もつきません。逆上されてケンカになりたくないですし、かといって開き直られたら、いったいなんて返せばいいのでしょう…。
わかります。本当によくわかります。
薬物問題は、これに付随するさまざまな他の問題も持ち込んできます。それなのに私たちは、これに対する適切な対処の方法を学校で習ったわけでもありません。戸惑いを感じて当然なのです。こんなことは、幸せな人生には本来必要のない知識だったはずなのですから。
ここで必要なことは、この問題を口にする勇気、そして正しい知識と、正しい対処法を知る専門家に相談することです。
まずは、勇気を持ってご本人に確かめましょう。「この匂いは何?」「大麻をやってないかと心配だった」…ご本人の反応がどんなものであれ、もし使用を認めたのならば、やめさせるための手段を取るという次の段階に進むことができます。

ナルコノンには、さまざまな種類の薬物依存を克服した卒業生たちがいます。ですから、希望を失わないでください。お電話でもお問い合わせフォームからでもけっこうです。ご連絡いただければ、スタッフが親身にお話をお伺いいたします。
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