海外旅行や留学先では、大麻を目にする機会が以前より増えています。
しかし、現地で見かけることと、日本人が使ってよいことは別問題です。軽い好奇心が、帰国後の人生に影響することもあります。
海外では身近に見える大麻
海外旅行や留学に行くと、日本では考えにくいほど自然に大麻を目にすることがあります。
例えばアメリカのカリフォルニア州では外でお酒を飲むと厳しく罰せられるけど、外でマリファナを吸うことに関しては黙認されているなど、日本と真逆だったりします。
街中に大麻関連のお店があったり、友人同士の集まりで当たり前のように話題に出たり、現地の人から軽い雰囲気で勧められることもあるかもしれません。
私が留学していた頃は、毎朝駐車している車のフロントガラスににマリファナの宅配広告が挟まってるみたいな光景が当たり前でした。
その空気の中にいると、「ここでは普通なのかな」「一度くらいなら大丈夫なのかな」と感じてしまう人もいるでしょう。

特に、若いうちに海外へ行く人ほど、現地の文化に触れたい、友人関係を壊したくない、場の空気に合わせたいという気持ちが働きやすいものです。
しかし、大麻はただの海外文化ではありません。大麻にはTHCという精神作用を起こす成分が含まれており、陶酔感や感覚の変化、判断力の低下などを引き起こします。乾燥した葉や花の形だけでなく、樹脂、リキッド、食品など、さまざまな形で出回っています。
見た目がおしゃれだったり、現地の人が軽く扱っていたりすると、危険性まで軽く見えてしまいます。しかし、体の中に入るものは雰囲気では判断できません。「海外では普通に見える」ということと、「自分にとって安全である」ということは、まったく別の話なのです。
日本人にとっては別問題

海外の一部地域では、大麻の所持や使用が合法、あるいは非犯罪化されている場合があります。そのため、「現地で合法なら問題ない」と考える日本人もいます。しかし、日本人にとっては、そこで話が終わるわけではありません。
日本では大麻は厳しく規制されています。さらに、日本の法律には、国外での行為についても罪に問われる可能性がある規定があります。つまり、たとえ旅行先や留学先で大麻が簡単に手に入る環境だったとしても、日本人が気軽に手を出してよいものではないのです。
また、法律の問題だけではありません。海外で大麻を使ったことが周囲に知られれば、家族との信頼関係、学校生活、仕事、将来の進路に大きな影響が出ることがあります。「海外で一度吸っただけ」という本人の感覚とは違い、日本社会では違法薬物を使った経験として受け止められることもあります。
帰国子女、留学生、海外で働く人、旅行好きな人など、大麻に接する機会がある日本人は以前より増えているかもしれません。だからこそ、「海外では見かけることがある」と知ったうえで、「でも自分は手を出さない」と決めておくことが大切です。
その場の空気で判断するのではなく、自分の体、自分の信用、自分の未来を守る判断が必要です。
「私(俺)はやらない」

No thanks, I don’t do drugs.
いいえ、結構です。薬物はやりません。
もう少し短く強く言うなら、
No, I’m good.
いや、大丈夫。
No thanks, not for me.
ありがとう、でも自分はやらない。
相手がしつこい時は、
I said no. Please don’t ask again.
断ったよ。もう聞かないで。
一度の好奇心が入口になる
大麻に手を出すきっかけは、最初から深刻なものとは限りません。「一度だけ」「現地の思い出として」「みんながやっているから」「自然由来だから大丈夫そう」そんな軽い気持ちから始まることもあります。
しかし、薬物の怖さは、最初の一回だけでは終わらないところにあります。大麻を使った時の感覚が忘れられず、帰国後も同じような刺激を求めてしまう人もいます。海外での経験がきっかけとなり、日本に戻ってからも薬物に近い人間関係や情報を探してしまうこともあります。

さらに近年は、乾燥大麻だけでなく、リキッドや食品など、見た目では分かりにくい形の大麻もあります。本人が「軽いもの」「安全なもの」と思っていても、実際に何が入っているのか分からない危険があります。違法な薬物には、安全性を保証する仕組みはありません。
大麻を吸えば人生が楽しくなる、リラックスできる、メンタルに良い。そうした情報を目にすることもあるかもしれません。しかし、薬物を肯定する情報の中には、売る側や広めたい側の意図が含まれていることもあります。
大切なのは、自分自身を守る原則を持つことです。海外にいても、日本にいても、自分の大切な体に薬物を入れない。もしすでに大麻や薬物の問題で悩んでいる方、またはご家族に不安がある方は、一人で抱え込まず、早めに専門機関へ相談してください。
ナルコノンジャパンでは、薬物を必要としない人生へ向かうためのサポートを行っています。
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