ナルコノンジャパンから、アルコールの問題を3か月で克服した女性が誕生しました!
彼女は妻であり、2児の母でもあるママさん生徒。彼女がアルコールと決別できた秘訣は何だったのでしょう?ぜひ、インタビューをお聞きくださいね。
楽しいお酒だったはずなのに
アユ:卒業インタビューを始めます。
Yさん:はい、よろしくお願いします。
アユ:ナルコノンに来る前、Yさんのお酒の問題はどんなものでしたか?
Yさん:20歳ぐらいから、家族と一緒にご飯の時などにお酒は飲んでいました。私はお酒に強い方でしたし、どちらかと言うと楽しいものでしたね。
でも50歳近くになって、急に身体にガタがきて、おかしいな…なんだか今までと違うかもと。ここ数年は、病院の検査でも数値が悪かったにもかかわらず、お酒をやめては落ち着いたらまた飲み始めることを繰り返していました。
夫と、小学生の2人の子ども達が心配して「やめなよ」と言ってくれていたのに、お酒を飲む量や日数は増えていって、平気で嘘をつくようになって、今度はコソコソと隠れて飲むようになってしまいました。
私の背中を押した、息子の一言
アユ:ナルコノンには、どうやって繋がったんですか?
Yさん:知り合いの方が、夫とナルコノンをつなげてくれました。
スタッフさんが家に来てくれた時は、プンプンしてしまったのですが、その根っこには後ろめたさがありまして。自分が約束を破って裏切ってしまったことで、人を受け入れられなかったからだということは、心のどこかでわかっていました。
家族で一緒にナルコノンに施設見学に来たときも、「いつかは来なきゃ」と半分以上心は決めてたんですが、まだ決意ができてなかった。言い訳を並べて帰ろうと思っていたら、息子が私の背中を叩いて「母ちゃん、がんばれる?」って言ったんです。
この子達のためにも、もう裏切っちゃいけない。頑張らなきゃいけない。ここで決めなきゃって。そこで私は決意し、そのまま残ってプログラムを始めることにしたわけです。
プログラムの中で気づいたコミュニケーションの問題
アユ:実際にプログラムが始まってみて、どうでしたか?
Yさん:デトックス・サウナをしていた時は、フラッシュバックのような、これといって大きな反応は出なかったんですが、自分の汗を拭くタオルが薬品臭かったんです。頭痛薬のような臭いがありました。
サウナが終わったときは、体がすごく軽くなったのを実感して、本当にクリアーになったなって感じましたね。
その後コミュニケーションの勉強に入って気づいたのは、自分の思うことを十分には伝えられていなかったということと、相手の気持ちを汲み取っていなかったということでした。
私はもともと人と話すのはすごく好きだし、営業の仕事をしたこともあるから、コミュニケーションが苦手とは思っていませんでしたが、実際はすれ違いから喧嘩になったこともあったし。
自分の意図を、今まで明確化したことがなかったんです。元気がなくて、違うことを考えたりしてました。結局その根底には、薬物やアルコールの影響があったと実感するのは、もう少し後だったんですけれども(笑)。
コミュニケーションを相手に届けることと、相手の気持ちを汲み取るっていうことが、心地良いと思うようになっていきました。
やっていくうちに、相手だけじゃなくて、周りを取り囲むその1つ1つの物質に対して愛着が生まれてきて、今までリアルに感じなかった部分が、すごく現実的で、すごく愛おしいという感覚になって。
自分が今まで忘れてた感覚みたいなものを、何か取り戻していってる気がすると思って。1日1日向上してる感が、自分でもすごくありました!
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コミュニケーション・スキルの向上を得て、どんどん元気になっていったママさん生徒のYさん。プログラムの最終段階では、自分の過去や周りの人たちに向き合っていきます。
その段階について語ってくれたインタビュー後編は、以下のリンクからぜひお読みくださいね!
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