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覚醒剤をやめると生き甲斐がなくなる漠然とした不安


覚醒剤をやめた後、「何をすればいいのか分からない」と感じる方は少なくありません。薬物依存から回復するということは、単に薬物をやめるだけではなく、「薬物を使わなくても大丈夫な人生」をつくっていくことが大切です。

薬物依存の人が挫折しやすい理由

薬物をやめようとするとき、多くの人がやってしまいがちなのが「自分に厳しすぎる目標」を立ててしまうことです。

「これで最後にする」「明日から完璧に変わる」といった大きな決意は、一見前向きに見えますが、実現できなかったときに強い挫折感につながります。自信とは、自分との小さな約束を守り続けることで積み重なっていくものです。
しかし薬物依存の状態では、その約束を何度も破ってしまった経験が重なり、自尊心が大きく低下していることが少なくありません。
私自身もまさにそうでした。だからこそ、いきなり一人で生活や習慣を変えようとするのはとても難しいことです。

ナルコノンのように、段階を踏んで無理なく進めていく環境があることは、とても合理的で現実的な方法だと感じました。また、依存の真っ只中にいるときには「やめた後の人生」を前向きに考えること自体が難しいものです。
正常な身体と心があってこそ、初めて健全な思考や選択ができるようになります。

 回復後に必要なのは新しい習慣

私が薬物をやめた後に取り組んだのは、「自分の身体に良いことを習慣化する」ことでした。例えば、毎日ビタミンを摂る、腸ヨガを始める、ミキサーでバナナジュースを作るなど、小さなことから始めました。

薬物依存の状態のときは生活リズムが乱れ、睡眠や食事も不規則になりがちですが、ナルコノンで朝起きて夜に寝るという基本的な生活習慣を整えたことで、卒業後もそのリズムを維持する意識が持てるようになりました。
また、無理なく通える習い事を取り入れることも効果的です。私の場合は腸ヨガでしたが、「続けられる環境」を選ぶことがとても重要だと感じています。

身体と心が整うと自然に変わる

自分の身体に良い習慣を続けていくと、少しずつ変化が現れてきます。体調が整うことで気持ちも安定し、「身体に悪いものを入れたくない」と自然に思えるようになります。
薬物依存の状態では、想像以上に栄養バランスが崩れ、思考や睡眠にも大きな影響を受けています。そのため、まずは身体を整えることが回復の土台になります。ナルコノンでは、薬物をやめるだけでなく、こうした生活習慣を身につけることも重視されています。

後悔もまた習慣である

過去のことを後悔したり、未来を不安がったりする思考もまた「習慣」の一つです。
ナルコノンのプログラムでは、薬物を体からしっかりと取り除いた後に、「今この瞬間」に意識を戻すという習慣を身につけるトレーニングも行われています。こうしたトレーニングを通して、思考に振り回されるのではなく、ただ楽にそこにいる感覚というものを身につけていきます。

薬物をやめられないことや、無気力な状態も、実は習慣の積み重ねです。だからこそ、身体と同じように思考や行動の習慣も整えていくことで、新しい自分へと変わっていくことができます。薬物をやめることは終わりではなく、新しい人生の始まりなのです。
私はナルコノンで過ごした数ヶ月は残りの人生をより良く生きる上で超重要だったと感じています。

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