ナルコノンジャパン

お問い合わせ・資料請求は

0436-26-7603

お電話受付時間 : 24時間受付中

【Ticktok】ダスティング・チャレンジとは…


アメリカ・アリゾナ州に住む19歳の少女、レナ・オルークさんが、SNSで流行している危険なチャレンジ「ダスティング」に挑戦し、死亡しました。報道によると、レナさんはエアダスター(キーボードクリーナー)を吸引した後に心停止を起こし、4日間集中治療室(ICU)で昏睡状態となった後、死亡しました。翻訳した海外の記事をもとに、昨今の薬物問題を考えていきます。

ダスティング(Dusting)とは?

ダスティング」とは、「クローミング(chroming)」または「ハフィング(huffing)」とも呼ばれ、特にパソコンやキーボード用のスプレークリーナーに含まれるガスを吸引する行為です。使用されるスプレー缶にはジフルオロエタン(difluoroethane)などの化学物質が含まれています。

この行為はTiktok等で注目を集めようとして行われることが多く、クリーブランドクリニックによると、心停止など即死につながることもある極めて危険な行為です。

ダスティングは依存のリスクも極めて高いです。「ダスティングには依存性があります。スプレー缶に含まれる化学物質が毎回一時的な快感を与えるため、耐性ができると、より強力な薬物へと手を出すことにもつながります」とラリス医師は説明しています。実際、吸入剤やマリファナを使用するティーンは、多剤併用に進む可能性が高いという研究結果も出ています。

TikTokは10代を中心に世界的に最も使われているソーシャルメディアの一つです。有名になることを夢みる少年少女がバズりたい一心でトレンドに乗ろうと必死です。そんな中、危険なトレンドが流行ってしまい、今回のような痛ましい事故が起きてしまいました。

SNSとドラッグ

SNSと薬物問題は、インターネットが普及した頃から少しずつ始まりました。不特定多数の人々と顔を合わせずに交流できる場所は、すぐさま薬物の取引場となりました。一昔前は闇サイトなどと呼ばれていましたが、ソーシャルメディアが普及した今、取引場所はXやテレグラムといったより匿名性の高いところへ移っていきました。

やがてインスタグラムやX、Tiktokなどのソーシャルメディアは、薬物でハイになる動画を面白がって投稿する場所としても使われていきます。薬物の写真を載せたり、薬物を使用している場面を動画で撮影して載せたり、やりたい放題になっています。

薬物を使用する若者では、「トー横キッズ」が知られていますね。家出をした少年少女が夜な夜な歌舞伎町のTOHOシネマズ横にたむろし、違法薬物や市販薬を乱用している現状があります。そんな彼らはticktokやXといったソーシャルメディアを用いて、お互い仲間になるようです。

昨今ソーシャルメディアにおいて「バズること」は、一つの価値となっていますね。それはいいでしょう。ただ、バズろうとするあまり危険な行為や違法な行為を犯してしまう人もいます。結果的に誰の得にもならない、悲惨なことになったりもする。今回の事件はまさに、そのことを象徴した現代的な事故だといえるでしょう。

ドラッグはカッコ悪い?

情報で溢れかえった世の中では、もはや何が正しいのかということが分からなくなったりします。自分の基準がないと、人の意見に流されてしまいますからね。インターネットの情報を鵜呑みにして、踊らされてしまいます。

あなたが目にする情報では、ドラッグはかっこいいものとして描かれるかもしれません。また、周りがやっているからという理由であなたも流されてしまうのでは?

それではいけませんね。はっきりお伝えしましょう。ドラッグはめっちゃダサいです!カッコつけてるか、人に流されているか、依存しているか。実際、薬物の依存は本当に苦しいものです。ドラッグを美化する話を聞いても、耳を貸してはいけません。薬物で苦しむ姿は、本当は目も当てられないほどの悲惨なケースばかり。

薬物を使わずに生きるのは簡単です。それを取らない選択をするだけです。

もし取ってしまったら。ここ薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンにご連絡ください。薬物の問題を一緒に解決しましょう。

参照ページ

The ‘Dusting Challenge’ Could Be the Most Dangerous TikTok Trend

薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ

薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。