こんにちは、薬物リハビリ施設ナルコノンジャパン卒業生のアンソニーです。薬物には様々な隠語やスラングが存在します。隠語やスラングを用いて薬物の話をすると、一見はたから見ると何の話をしているのか分からないものです。今回ご紹介する【ストーナー】もあの薬物に関係する言葉なんです…
薬物の隠語は様々
さて、まずは日本に蔓延している違法薬物の隠語を確認してみましょう。あなたはどのくらい知っていますか?
覚醒剤:シャブ、エス、スピード、アイス、メス、クリスタル、アッパーハーツ、デキシー、クランク、チョーク、ヤーバー、氷、ガンコロ、アンポン、アンポンタン、ヒロポン
コカイン:コーク、チャリ、チャーリー、鼻、クラック、スノー、ノースキャンディ、スターダスト、マザーオブパール、ボリビアンロック、ホワイトレディフレイク、トゥート
大麻:ハッパ、マリファナ、ガンジャ、草、みどり、420、野菜、チョコ、グラス、ハシッシュ、ポッド
MDMA:エクスタシー、玉、バツ、ラブ・ドラッグ
LSD:アシッド、曲げ、紙、L、切手、ホフマン
以上がその隠語たちになります。すでに使われなくなった隠語も多数存在すると思うので、私個人的に耳馴染みのある順に左から並べてみました。
インターネットで薬物の売買が行われるようになった現代では、絵文字による隠語すら登場しています。例えば🌈←この絵文字は何の薬物を指しているか知っていますか?
気になる方はぜひこちらのブログをお読みください。
ストーナーは〇〇な人のことを指す?
ストーナーは英語でStonerと書きます。直訳の意味は、石を投げる人であったり、除石器を意味するみたいですが、もちろんそんな意味で使われているのではありません。
スラングで使われるストーナーの意味は、大麻をキメてハイになっている状態の人のことを指します。いわゆるブリブリになってる人ということです。
覚醒剤やコカインといったアッパー系薬物とは反対に、大麻はリラックスや落ち着きをもたらすようなダウナー系薬物と言われたりします。大麻特有のどこまでも沈みこむようなダウナーな精神状態を、「麻痺する、無感覚になる」という意味を持つStone(=石)で表現したと考えられています。
まさしく石みたいに無感覚になる。これが大麻が与える効果の一つです。無感覚の状態は、我を忘れさせてくれるかのような、陶酔感を一時的に与えるかもしれません。しかし無感覚の状態とは非常に隙のある状態で、自分の身に迫る危険に気がつけない恐れがあります。
極端な例ですが、例えばタバコの火が何らかの拍子に乗り移り、体の一部が燃えているとしましょう。無感覚になってしまっていれば、自分の体が火で燃え始めていることに気がつけない可能性があるんです。
一部の国で大麻が痛みの緩和に使われたりするのは、大麻が人の持つ感覚を鈍感にするからです。
ストーナーになる必要はない
さてストーナーという言葉が物語っているように、大麻を吸えばその分あなたは石に近づくことになります。石は硬くて、無表情で、孤独に見えます。あなたは、人間社会でそのようになりたいですか?
加えて大麻は精神的な依存性が高いです。大麻を手放せなくなっていても無理はありません。まずは、お気軽にここナルコノンへお電話ください。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。
あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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