こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。みなさん、サイケデリックという言葉をご存知ですか?サイケデリックという言葉は音楽の一つのジャンルにすらなっていますが、一体何なのでしょう。今日はそんなサイケデリックに関するお話です。
LSDとマジックマッシュルーム?
LSDは最も強力な幻覚剤のひとつです。LSDは主にアメリカ合衆国内の密造工場で、結晶の状態で生産されます。こうしてできた結晶は液体に加工され、販売されます。LSDは無臭、無色で、わずかに苦い味がします。
LSDは「アシッド」を始めとする多くの通称で知られており、小さな錠剤やカプセル、あるいは四角いゼラチンとして売られています。一般的に取引されているLSDは吸水性のある紙に吸収させて販売されることが多いです。その場合この紙は小さな四角い紙片に分けられ、模様やマンガのキャラクターが描かれています。また、液状で売られることもあります。しかし、どのような方法で摂取するかに関係なく、LSDは使用者を、現実世界からの遮断という深刻な作用へと導きます。
マジックマッシュルームとは、幻覚作用を起こすきのこの俗称です。いわゆる毒きのこの一種で、乱用されているのは、主に、きのこを乾燥させたものです。日本で麻薬として指定されているのはこの毒キノコが含むサイロシビン又はサイロシンと呼ばれる幻覚成分です。かつては、観賞用と称して、インターネットやアダルトショップなどで販売されてた時代もありました。しかし政令の改正により、サイロシビンやサイロシンを含むきのこ類が麻薬原料植物として規制されました。LSDについて詳しく書かれた記事を以下に貼っておきますので、気になる方はご覧ください。
サイケデリックとは何か
ご存知の方も多いと思いますが、LSDやマジックマッシュルームはしばしばサイケやサイケドラッグと呼ばれます。耳馴染みがない人にとっては何のことだろうという感じですよね。似たような語にサイコパス(サイコ)というのがありますが、それとは一切関係ありません。
サイケデリックとはつまり、幻覚剤が効いている時の心理的な感覚とかイメージを表現するための言葉です。LSDやマジックルームなどの幻覚剤を摂取すると、視界がグニャグニャしたり、色や光が鮮やかに見えたりします。聴覚も普段の時とは程遠い感覚になり、非現実的な音を聞いたりすることもあるようです。LSDの体験者が花や森の声を聞いた等という話は、よく耳にします。そのような状態がまさにサイケデリックという訳なんです。
サイケデリックといえばですが、「ヒッピー」をご存知でしょうか?「ヒッピー」とは、1960年代後半のアメリカに登場した若者たちの集団で、保守的な伝統文化からの解放を謳い、自由な生活を送っていた人々です。彼らの自由な思想、反体制的な信念は、奇抜な見た目に色濃く表れており、見る人に強い印象を与えます。そして彼らのライフスタイルはサイケデリックドラッグとは切っても切れない関係にありました。サイケはヒッピー文化の一つだったんです。しかし1970年代、ベトナム戦争終結あたりからヒッピーの数は減っていき、また社会のヒッピーへの関心も無くなっていきました。
サイケな薬物は摂らないで
サイケデリックは話に聞く以上に危険な薬物だと認識しましょう。サイケな体験によって、「誰も知らない特別な自分だけの経験を得られるかもしれない」というのは人によっては魅力的かもしれません。しかし薬物で得た体験を自分のオリジナリティや感性と捉えてはいけません。薬物に頼り始めることで、「本当の」「普段の」自分の正気の感覚さえ失ってしまいます。それは悲しいことじゃありませんか。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
参照:https://artscape.jp/artword/index.php/サイケデリック・ムーヴメント
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/kenkou_anzen/stop/mash.html
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