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コカインベイビーとは何のことでしょうか?


こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。突然ですが、コカインベービーという語をご存じでしょうか。コカインとは薬物の一つであり、ベービーとはご存知の通り赤ちゃんの意味です。ではこの二つがどうして結びつくのでしょうか?今日はそんなお話です。

コカインとは

コカインは、一般的な粉状になっているものと、結晶状のものの総称です。その粉には、コーンスターチ、タルカム・パウダー(香料入りパウダー)、砂糖などの不活性物質や、プロカイン(局部麻酔薬)、覚せい剤などの薬物が混合されていることがあります。コカインはコカの葉から抽出され、もともとは鎮痛剤としてつくられました。それは大抵鼻から吸引され、その粉は鼻の組織から血流に吸収されます。また口から摂取したり、歯茎に塗り付けたりします。

コカインを取ると、短時間の間、強烈な高揚感を経験しますが、すぐにひどい憂うつ感、いらだち、薬物へのさらなる切望があとに続きます。この薬物を頻繁に使用する人たちは、食事や睡眠をきちんと取りません。また心拍数の急激な増加や、筋肉のけいれんやひきつりを経験することがあります。この薬物を使う人は、「ハイ」な状態でない時でさえ、被害妄想になったり、怒り敵意不安を感じます。

コカインは僕が初めてとった違法薬物でした。コカインを吸った日には、一日中コカインに頭を支配され、その日パケ(薬物が入った袋)から完全に粉が無くなるまでは止められません。吸ってから大体2〜30分のピークを迎え終わると、次が欲しくなってきて再び追加します。一日のうちにこのループを繰り返すほど、一日の終わりは遠く、引き返せなくなっていくのが辛いです。飯が食えませんので、体は徐々に疲れていきますが、頭は覚醒していて眠れる気配はありません。そしてこの生活を続けると、やがて見た目に顕著に表れていきます。頬がこけて、体が華奢になっていきます。それが友達ならば見るに耐えられません。

コカインベービーとは

それは、一般的に妊娠中に薬物を使用した母親から生まれた新生児のことを指します。アメリカ合衆国だけで、母体内でコカインにさらされた新生児が1年間に何万人も生まれています。中毒でない新生児も、多くの場合、未熟児、出生体重が少ない、成長阻害、生まれつきの障害、そして脳や神経系の損傷など、さまざまな身体的問題に苦しめられます。体重の少ない新生児たちが生後1ヵ月で亡くなる可能性は、通常の新生児の20倍です。そして知的障害や脳の損傷など生涯続く身体障害の危険性も増加します。

また、従来、男性の薬物乱用は生まれてくる子どもへの影響はないと考えられていましたが、最近の研究では薬物乱用が精子にも悪影響を与え、生まれてくる子どもに問題が起こる可能性を否定できないといわれています。さらに、薬物乱用者は卵子、精子、胎盤を介して胎児に直接的に影響を与えることに加え、家庭環境の問題などから、次世代にも大きな影響を及ぼします。

では一度コカインをやってしまえばもうおしまいなのか

と言われれば、そうではないです。人生は何回でもやり直せますし、失敗したと思ったら修正していけばいいだけだと思います。殊にドラッグの問題に関しては、修正可能な問題だと思っています。中には自力で克服した方もおられると思いますし、今現在もナルコノンでリハビリをしながら回復に向かっている人もいます。

どうにかしたいと思ったなら、何とかなるはずです。そして人の手を借りることでそれは難しいことではなくなるでしょう。人に助けてもらうことは恥ずかしいことではないです。薬物で困っている人はぜひ勇気を出して周りに助けを求めましょう!

薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

参照ページ:https://www.dapc.or.jp/kiso/04_effect.html
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/faq/527.html

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