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大麻に依存性がないというのは嘘なのか


こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。最近よく話題に取り上げられる大麻ですが、依存性があるとかないとか。一度はそのような議論を耳にしたことはありませんか?今日は依存をテーマに私見を交えながら考えていきたいと思います。

依存性とは何か

広辞苑によれば、依存とは、他のものを頼りとして存在することです。性(せい)とは、物事の性質・傾向。素質。のことです。つまり大麻に依存性があるかどうかというのは、あなたが大麻を吸い始めれば、大麻を頼らずにはいられなくなってしまうのか。大麻が人に対してそのような力を持っているのかどうかということです。単に依存性と聞くと、大麻に魔力的な何かがあって一度吸ったら脳が作り変えられちゃう、みたいな想像をしちゃうかもしれないですけど、まあそれはそれで半分当たっているようなものですが、ちょっと違います。大麻喫煙者が、大麻を手放してもやっていけるか、いけないかという話です。

仮にこの世から大麻が完全に無くなってしまえば大麻なしで生きるほかありませんが、現に世の中には大麻が存在します。大麻喫煙者が、大麻のある生活から一転、大麻の存在を無視し、全く別のところで生きていくことが出来るのかどうか。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、一度想像してみてもいいと思います。

大麻に依存性がないというのは嘘なのか

では、大麻に依存性があるとかないとか。嘘とか本当とか。酒やタバコの方が依存性が高いからなんとか言われてますが、実際のところはどうなのでしょうか。大麻は依存性あるでしょ!というのは僕の率直な意見ですし、ナルコノンで一緒にリハビリした数名の人も、大麻に依存した経験を持ってました。ですけど、僕の周りの知ってる人とかで見ると、大麻吸うけどたまにしか吸わないとか、前吸ってたけどもう吸ってないという人も結構いるので、よく分かんないっていうのも正直な気持ちです。でも一つ言えるのは、大麻が脳や心に作用しているということ。その作用が人によっては病みつきになる程のものであったり、そうじゃなったりするということ。

大麻と依存性に関する研究もされているみたいで、ネットでも見られるので気になる方は是非読んで見て下さい。ネットの情報や論文に関して、数字やグラフを使って科学的なデータのようにすることはできますが、そのようなデータが全員にとって、また自分にとって当てはまらない可能性も考慮すると良いと思います。どんな情報でもそうですが、情報を鵜呑みにするだけでは情報に踊らされてしまいます。

依存症との違い

依存性に似たような語として依存症というのがあります。
厚生労働省によると、依存症とは、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態のこと。依存症にはアルコールやニコチン、薬物などに関連する物質依存症とギャンブル等の行動や習慣に関連する行動嗜癖(しへき)があります。これらは、特定の物質や行動を続けることにより脳に変化が起きることにより症状が引き起こされる病気で、本人のこころの弱さのために起きている現象ではありません。だそうです。

依存性と意味は大体一緒ですが、依存性とは決定的に区別されなければならない点が存在します。それは依存性が物質(ここでは大麻のこと)を指しているのに対し、依存症は人を表すときに用いられるということ。そして大事なのは、依存性は単に物事の性質を表すに過ぎませんが、依存症は病気だと解釈されていることです。

ナルコノンでは、薬物依存の問題を依存症の問題として捉えていません。なぜなら人が薬物に依存してしまうのは(治されるべき)“病気”だからではないからです。もちろんですが、人が薬物依存に至る過程は様々であり、同じ特定の原因というのは存在しません。そうであるのに、同じ一つの病気として扱い治療するというのはどうなのでしょう。

ナルコノンを卒業した一人の意見だと思って頂けたらと思いますが、ナルコノンで学んだことは今もなお生活にとても役に立っています。薬物依存で困り、一時は修正不可能とまで思うぐらい精神肉体生活はくちゃくちゃになりましたが、今は薬物を取る前よりも普段の生活は楽しく順調で、家族と良好な関係にあり、物事に意欲的で、健康的になりました。なのでぜひリハビリ施設は、ナルコノンに来てください!

参照ページ:依存症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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