最近、女子高生が市販薬のODによって死亡した事件がニュースとなったのは記憶に新しいところです。しかし残念ながら、これは驚くことではありません。なぜなら、それこそが市販薬ODの”効果”がもたらす最悪の結果であることを、私たちは知っているからです。
参照URL:FNNプライムオンライン – 女子高生が誘拐されその後死亡 逮捕の男女2人とは薬の大量摂取「オーバードーズ」の仲間として集まったか
市販薬ODがもたらすもの
世の中の多くの人たちが、市販薬が世間一般に言うところの「薬物」であるとは、きっと考えないことでしょう。
市販薬の服用は法律で使用が規制されているものではありませんし、覚醒剤などの違法薬物のように危険性を教え込まれてもおらず、何より人を良い状態にするために存在しているものだからです。
しかし、これが悪用されるとなれば、この限りではありません。ODとは、過剰摂取を意味する英語「オーバードーズ」を意味する言葉であり、もちろん市販薬の使用用途の1つなどではありませんし、本来の目的を無視した使用です。
この市販薬ODの危険性については、私もたくさんのブログを書いてきましたので、ぜひまとめブログをお読みになってください。
市販薬に含まれている成分は、依存性の高い成分がありますが、規制された量のみが入っているからこそ販売が許可されています。
しかし、市販薬を過剰摂取することで、その成分を一度に大量に体内に入れてしまえば、心身ともに深刻なダメージを与えることは想像に難くありません。
そしてそのダメージの最悪のものとは何でしょう?そうです、死です。
市販薬ODによって「効果」が得られるのはなぜ?
市販薬ODをする人々は、それをすることによって何らかの「効果」を得たいと思っています。好奇心が勝った・・・そんな一見ポジティブな動機もあったかもしれません。しかしそれは、そのように一瞬の快楽を求めるがために罠にハマってしまったその日から、地獄への階段に足を踏み入れたに過ぎません。
ドラッグストアなどで市販薬を手にする機会があれば、入れ物に表示してある成分をぜひ読んでみてください。よくある依存性の高い成分としては、コデインとエフェドリンがあります。
どちらも風邪の症状を和らげるために含まれているに違いありませんが、実は、コデインは違法薬物であるヘロイン(悪魔の薬物と言われるほど依存性が高い)、エフェドリンは違法薬物である覚醒剤(心身の機能を覚醒させたように錯覚させる上に、非常に依存性が高い)と非常に似通った成分の構造をしています。
先にご紹介した死亡事件に関わった人々は、これらを過剰摂取するために仲間として集まったと報道されています。
市販薬をこのような用途に使うことは、違法薬物を乱用することと、一体何が違うというのでしょう?
そして、その危険性を甘く見てしまったがために、命を落としたのです。
市販薬ODの効果に頼る人生にサヨナラを
市販薬ODも含め、薬物に手を出してしまう人々は、悪人であるからそういったことをするわけではありません。
悪い友達にそそのかされたり、インターネットで誤った情報をうのみにしたり、どんな「効果」が得られるのかと好奇心が抑えきれず、軽い気持ちで手を出す人々がほとんどです。
しかし、その罠から抜け出せなくなった時には、自分を破壊に追い込むばかりでなく、周りに混乱と破壊された人間関係を残します。
そんな罠から抜け出す方法を提供しているのが、ナルコノンです。
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