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【代表ブログ】大麻における「海外では合法」について①


こんにちは、代表の神野です。日本における大麻使用者が、大麻を良いものとする理由の1つに「海外では合法」というものがあります。これについて2回に分けて書いていきます。今日はまず、日本での法律に関わるお話をしていきましょう。

日本における大麻に関わる法律

煙草より害が少ない、医薬品として使われている、依存性がない…そんな噂が流れる大麻ですが、日本では大麻取締法によって取り扱いを規制されている薬物です。

この取締法では、大麻取扱者(資格を与えられた大麻栽培者と大麻研究者)でない限り、大麻の所持・栽培・譲り受け・譲り渡し・研究のための使用は許されないこと、大麻取扱者であっても、許可された目的外の使用は禁止されることが定められています。

わかりやすくいうと、普通の人は大麻を所持したり、育てたり、渡したり、もらったり、輸出入してはいけないわけです。

ちなみにここでは、使用について規制されていません…では使ってよいのでしょうか?

いいえ、そんな訳はありません。

大麻を使用するということは、それを一度は所持するわけですから、事実上の所有権を有します。…では、吸って無くなってしまえば所持していないのでよいのでしょうか?

いえいえ、そんな訳はありません。

尿検査で大麻成分が検出されれば、『大麻を所持していた』事実を裏付ける証拠になります。そうなると結局は「使用したが所持していない」の言い分が通用しないので、現行犯逮捕される可能性が高いといえるでしょう。

なぜ大麻の使用は規制されていないのか?

実は大麻取締法は、大麻全体を規制対象にはしていません。大麻の成熟した茎と種子、そして、それらを使った製品は取り締まりの対象となっておらず、これらを所持していても罰せられません。

理由は大麻成分の中で、精神作用の強い成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の量が非常に少ないからです。この大麻の茎はヘンプとして繊維産業でも用いられ、種子は麻の実として七味唐辛子に入っていたりもします。

また使用に関しても、これらの大麻栽培農家が作業中に自然と大麻を吸い込むことがある可能性や、研究者が実験中に体内に取り込まれる可能性もあるので、規制されてはいません。

大麻依存者と関わる際には、こういった背景を十分に理解する必要があります。何より、大麻の使用は非常にリスクが高いのですから。大麻の依存は身体的、精神的にはもちろん、社会的にもダメージが大きいのです。

しかし、薬物依存を解決することは十分に可能です。ナルコノンがそれを実現しています。大麻のみならず、薬物の依存でお困りの方は、まずは相談してください。専門スタッフが親身にお話を伺います。

【参考文献】
弁護士法人 泉総合法律事務所HP
e-Gov法令検索 – 大麻取締法
弁護士 濵門俊也HP

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