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市販薬ODしたい。ブロン以外にもありますか?


こんにちは、スタッフのアユです。薬物リハビリ施設で相談を受ける身として、市販薬ODが増えつつある状況を感じています。薬のCMでは「用法・容量を守って正しくお使いください」とよく言いますよね。それを守らず抜け出せなくなってしまう…それは市販薬の過剰摂取=ODです。

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市販薬ODの代名詞ともなったブロン

薬物の問題、市販薬のOD(過剰摂取)の問題に関心のある方なら、少なからず「ブロン」という咳止め薬が暗躍してしまっていることをご存じでしょう。

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インターネット上、特にSNS上では、匿名の人々によって市販薬ODのやり方、それがいかに楽しいことであるかをシェアするような内容が横行しています。ブロンはその中でも必ずと言っていいほど出てくる薬です。

ゲートウェイドラッグという言葉があります。これは、より作用や依存性の強いドラッグへの使用への導入(入口)となるようなドラッグのことを指します。
違法薬物では、大麻をゲートドラッグして、コカイン、ヘロイン、覚醒剤などの使用に手を出す人もいます。
これは誰が明言したわけでもありませんが、私の中では、ブロンは、市販薬ODの中ではゲートドラッグ的存在なのでは?と感じています。
「ブロン以外にもいいやつない?」なんて、まさにブロンをゲートウェイドラッグとしてとらえているように聞こえるのです。

ブロン以外にもODされる市販薬たち

市販薬ODは、その種類もさることながら、その摂取方法もバリエーションに工夫を凝らし始める人々もいます。
肝臓にダメージを与える成分をそぎ落としてから服用しようとしたり、他の市販薬と混ぜ、炭酸飲料で割ってカクテルのようにして飲んだりすることもあります。

(海外でも流行した、風邪薬と炭酸飲料を混ぜた紫色の飲み物。日本ではブロン液などが使われているとのこと。)

市販薬を摂取することは違法ではありませんから、その面においては正当化できてしまうことでしょう。しかし彼らの多くが「自分はヤク中である」「自分は薬物依存かも?」という感覚を持っているということは、注目すべきことです。
その薬物を気分を良くするためや、現実離れした思考にトリップさせるために使ったり、それを乱用している様子をSNS上でシェアして、仲間意識を得るために使ったり、同情を得ようとする者もいます。

そんな「合法ヤク中」とも言える市販薬ODの依存者たちは、法律を破っていないのだから何も「罪悪感」がないのかと言えば、それは違います。
何かしらの後ろめたさを感じているのです。そして、これに依存する(=止められない)ことによって、自分に対する信頼を下げてしまいます。そして、SNS上ではなく、現実に自分の周りにいる家族、仲間、その他の大切な人たちから離れていってしまっていることにも、実は気づいていることでしょう。

ブロンのみならず市販薬をODすることで得られるもの、失うもの

たとえば、あなたに市販薬ODをやめられない家族がいたとして、「もうやめて」と言ったとします。
「どうでもいい」と言う人もいるかもしれません。「やめたい」と言う人もいるでしょう。
しかしどちらにしろ、結果やめられない、やめにくい、やめたと思ったのに少し経ってからまたやりたくなる。そういったことは起こり得ます。
それは彼らの意志が弱いせいなのでしょうか?
彼らが「ヘタレ」だからやめられないのでしょうか?

そもそも彼らは、現実に起こる辛い出来事や、容易には向き合えない何かがありました。
そこから逃げ、逃げた先が薬物だった場合には、合法であれ違法であれ、心身ともに依存にむしばまれていくため、本人がどう思っていたとしてもやめることは非常に困難になります。

薬物とはそういうものなのです。

合法なのに、なぜそんなに後ろめたさがあるのですか?なぜそれを家族に隠すのですか?
もう一度言いますが、それをおこなってしまった後に感じる罪悪感には、法律を破ったか否かは関係ないのです。

ナルコノンプログラムは、自分の心が弱いと感じてしまう時にも、支えるチームがあります。そして、自分が向き合えなかったものにも、向き合えるようになっていきます。

あなたのために、ナルコノンのプログラムがやっと日本で提供できるようになりました。お困りの方は、今すぐにご連絡ください。スタッフが親身にお答えします。

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