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市販薬ODは本当にコスパがいいのか検証しよう


市販薬ODは、違法薬物に比べて手に入れやすく、バレにくく…というか堂々と購入でき、価格も違法薬物ほど高くなく、ODしたって警察に捕まるわけでもなく…なんだかコスパがいいと言う人がいます。本当にそうなのか、見ていきましょう。

◆市販薬ODについて、まとめて読みたい方はこちらのページがおすすめ
市販薬ODブログまとめ

市販薬ODの”おねだん” まずは薬の価格を見てみよう

そもそも、コスパって何でしょう?
コスパは、コストパフォーマンスの略です。

コストパフォーマンス【cost performance】
支出した費用とそれによって得られたものとの割合。費用対効果。

少ない費用で得られるものが多ければ「コストパフォーマンスが良い・高い」という言い方をしますね。そこでまずは、不本意ながら市販薬ODできるものとして「人気」の出てしまったもの達の値段を、amazonで調べてみました。

ブロン錠:       84錠     793円
パブロンゴールドA錠:  210錠    1,437円
レスタミンコーワ糖衣錠:120錠    676円
コンタックせき止めW: 24カプセル1,570円
アネトンせき止め錠:  48錠   1,201円

覚醒したい、落ち着きたい、幻覚を見たいなど、ODにハマる人たちがそれを行う理由は様々あります。しかし共通しているのは

  1. 気分の落ちる、逃げ出したくなるようなことがあった
  2. 薬の危険性に対する知識がなかった

この2つです。これは心理的には、違法薬物を取ることとさほど変わらないでしょう。それが、1回数百円ほどで合法に「試せて」しまうのですから、特に若い世代には「リスクが低い」「コスパが良い」と思われてしまう要因となり得ます。

市販薬の”おねだん” 価格ではかれないもの

市販薬ODが”良いこと”があるように聞こえましたか?もちろんそれは、良いことであるわけがありません。まず、一番わかりやすく表れる害のひとつに、身体への影響があります。薬の種類によりますが、

  • 覚せいする反面、その後起きられないほどに寝てしまう(倦怠感)
  • 数日~数週間単位の便秘
  • 胃腸の痛み、むかつき
  • 歯が脆くなる
  • 幻覚を見る
  • 口の渇き
  • 物忘れ、記憶喪失
  • 言語障害、ろれつが回らない
  • 動悸(心臓がバクバクするなど)

そしてこれに依存していくことによって破壊されていく、個人の人生があります。

市販薬ODを行う人たちは、ネットでは実名を出しませんし、同居する家族がいる場合は隠れて行うことがほとんどです。(そのために、ご家族が感づいた頃には相当な依存状態にまで陥っていることが多いのです。)

これが本当に良いことなのであれば、なぜこれを行っていることを隠す必要があるのでしょうか?後ろめたいこと、隠したいこと…それは、自分自身、家族、学校や職場などに対して、ダメージを与えるような出来事のことです。
日々数百円~から数千円を支払い、身体に取り返しのつかないダメージを与え、人間関係を破壊し、社会から排除されていく…どう考えても、これはコスパ上非常に悪いと言えるでしょう。割に合った”効果”がもたらされることはありません。

市販薬ODを甘く見ないで

SNSをはじめとするインターネット上での情報シェアは、時に、間違った情報に基づいて、人々に安易な選択をさせてしまいます。私が日々利用しているドラッグストアにも、大量の風邪薬や咳止めはもちろん売られており、これらを乱用する人がいませんようにと、いつも心で思いながら私はレジに並んでいます。

彼らがODにハマり始めるとき、そこには彼らの人生における問題があります。その問題を自分自身で解決できないと、安易に気分を上げてくれるものに依存し始めます。市販薬ODを甘く見てはいけません。それをやめる時にはひどい離脱症状を伴います…まさに薬物依存なのです。

たとえばそのクスリを飲んだだけで、問題を解決でき、人生が楽勝に進み、何もかもやる気になってうまくいくのであれば、私だってそのクスリを飲むことでしょう。
しかし、そんなものは存在しません。問題を解決できるのは、その人だけです。そしてその人には、本来人生の障害を乗り越えられる素質が備わっています。

ナルコノンは、薬物依存だけでなく、その根本となった問題にもメスを入れ、教育によって正しい方向へ導きます。
ご家族の市販薬ODに気づいたら、またはその疑いを感じたら、すぐにナルコノンにご相談ください。
今までの薬物使用歴のみならず、今後の人生においても、完全に薬物を断ち切るサポートをができる場所。それがナルコノンです。

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