現実に、市販薬によるオーバードーズで幸福感を得たり、幻覚を見たりする方法は、ネットで調べればいくらでも出てきます。ここでは注意喚起として、また、ご家族にこんなものが自宅にあったら、薬物依存を疑ってほしいという警鐘として紹介します。
オーバードーズに使われる医薬品を紹介する前に
医薬品は本来、病気を治療するために使われるものです。
これから、紹介する医薬品も、本来、正しい使い方、用法用量を守って使用すれば、何ら問題の無いものです。
製薬会社も悪くないですし、販売している薬局、薬店、ドラッグストアも悪いわけではありません。
極端な例えではありますが、包丁で人を刺したとしても、包丁が悪いわけでも、包丁を作った人が悪いわけでもないことと同じです。
刺したその人の判断力が悪いはずです。この点を十分にご理解ください。
市販薬遊びとして使われるもの
市販薬ODや、乱用遊びのために有名になってしまった薬には、以下のものがあります。
パブロンゴールドA錠剤、微粒。(通称:金パブ)
アネトン咳止め(錠剤、液剤)
ブロン錠
新エスエスブロン錠
新ブロン液エース
エスエスブロン液L
エスタックイブ
レスタミンUコーワ錠(通称:レタス、レタス錠)
これらが有名なところです。ここに名前を挙げた医薬品のみが、オーバードーズをするにあたって問題なのではありません。他の医薬品でも、これらと同じ成分が入っていたら、遊び目的等のオーバードーズに使用される可能性があります。
これらに含まれる成分をたくさんとることが問題なのです。対象となる成分は以下のようなものが考えられます。
ジヒドロコデインリン酸
メチルエフェドリン
デキストロメトルファン
ジフェンヒドラミン
これらが注意を要する成分です。繰り返しになりますが、これらは正しく使えば、問題の無い成分です。しかし、過剰摂取することによって問題となるのであることを覚えていてください。
ご家族の皆様へ
大量の医薬品の空き箱空き瓶を見つけたら、裏の成分表示でこれらが含まれていないか確認してください。
確認出来たら、まずはご相談ください。
そして、知識を得てください。
薬物の問題は解決できます。まずはナルコノンに、今すぐお電話ください。
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