薬物をやめる方法には、大きく分けて二つあります。
薬物が手に入らない環境に身を置く方法と、薬物がある環境でも必要としない自分になる方法です。
どちらのやめ方を選びますか
一つは、物理的に薬物がない状態を作り出すやめ方です。たとえば、薬物が手に入らない環境に身を置くことで、使わない状態を保つ方法です。
もう一つは、薬物が買える状況にあったとしても、薬物そのものを必要としなくなるやめ方です。

あなたは、どちらのやめ方が本当に楽だと思いますか。
一見すると、薬物が手に入らない環境にいる方が楽に思えるかもしれません。実際、物理的に薬物が存在しない場所では、不思議と欲求が落ち着くこともあると聞きます。使いたくても使えない。手に入れようがない。そういう環境では、薬物を使わない状態を作ることはできます。
しかし問題は、その後です。自由に外へ出られるようになり、繁華街にも行けるようになり、連絡を取ろうと思えば昔の知り合いにも連絡できる。そうなった時に、薬物への欲求が抑えられず、再使用してしまうケースは少なくありません。
つまり、本当に大切なのは「薬物がない場所にいること」ではなく、「薬物がある世界の中でも、薬物を必要としない自分になること」なのです。
やめられない不安は自然な反応
「リハビリを受けても、もし薬物をやめられなかったらどうしよう」
このように考える人は、ある意味とても自然だと思います。

なぜなら、多くの人は一度は自分で薬物をやめようと試みたことがあるからです。そして、その中で失敗した経験があるのだと思います。
頭では「もうやめよう」と考えている。家族にも迷惑をかけたくない。自分でもこのままではいけないと分かっている。それなのに、「今回だけ」「少しだけ」「これで最後」と思いながら、また使ってしまう。
その繰り返しこそが、依存の苦しさです。
やめられない自分に直面することは、とてもつらいことです。それは、自分が依存しているという現実を認めざるを得ない瞬間でもあります。だからこそ、薬物をやめることに不安を感じるのは当然です。
しかし、不安があるからといって、やめられないと決まったわけではありません。
むしろ、「自分は本当にこのままで大丈夫なのか」と考えられている時点で、回復への入口に立っているのだと思います。必要なのは、気合いや根性だけで無理に止めようとすることではなく、正しい段階とサポートを受けながら、薬物を必要としない状態へ向かうことです。
必要としない自分を作る
ナルコノンでは、後者のやめ方をプログラムとして提供しています。
つまり、ただ薬物から物理的に離れるだけではなく、薬物を必要としない人生を送れるようになることを目指します。
そのためには、一人で無理に頑張るだけでは難しい部分があります。薬物を使う背景には、身体の状態、人間関係、感情の扱い方、過去の失敗、生活のパターンなど、さまざまな要素が関係しているからです。

ナルコノンでは、専門の知識を持ったスタッフのサポートのもと、段階的にプログラムへ取り組んでいきます。実践的なコミュニケーションのドリルや、人生をより良く生きるための知識も学びます。ただ知識として聞くだけではなく、実際に使えるように練習していくことが大切です。
「知っているけれど、実生活では使えない」
「分かっているけれど、同じことを繰り返してしまう」
その状態から抜け出し、社会に戻った後も自分で使える力を身につけていく。それが、薬物を必要としないやめ方につながっていきます。
薬物をやめられないと思っている人に、知ってほしいことがあります。
そんなことはありません。正しい方法と、適切なサポートがあれば、薬物を必要としない人生へ進むことは可能です。
実際にナルコノンジャパンでも、多くの卒業生が社会に戻り、薬物のことを考えずに生活しています。
薬物をやめたい。薬物を必要としない人生を送りたい。心のどこかでそう思っているなら、一人で抱え込まず、まずはナルコノンへご相談ください。
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