こんにちは、スタッフのアユです。大麻グミが流行し、その結果規制されたことは記憶に新しいできごとです。今度はついに、同様に合法薬物として出回っていた1D-LSDに含まれた成分が、規制対象になるというニュースが発表されました。今月2024年5月11日に、所持・使用・販売が規制される見通しです。しかしそれでもなお「売ってる場所は?」と、ネットの中をさまよう人々がいることは事実です。
大麻グミ:売ってる場所を求め行きつく新たな薬物
「大麻グミ」と聞いたらきっと、それを見たことのない人でも、「グミのような見た目の薬物かな」と予想することでしょう。まさにその通りです。可愛いクマの形をした有名な外国のグミをご存じの方も多いと思います。あの形をマネしてつくられているものも存在します。(見た目のかわいさとのギャップもあいまって、邪悪さの極みだなと私は思いますよ。)
しかし、目がチカチカしそうなアルファベットの羅列を目にしたとき、それがどのようなものかは想像がつかないかもしれません。1V LSD、1D LSD、1T LSD、THC、HHCH…(それぞれ単に、「ワン・ブイ・エル・エス・ディー」のように、アルファベットをそのまま読んで発音してください)これらはすべて、薬物またはその成分の名前です。
あたかも無害そうなグミに、このような毒性物質が入っているかもしれないのです。このような薬物たちは、「合法」の名のもとに世間にはびこり、いくらかの人々を十分に傷つけた後にやっと規制され、大麻グミがダメなら次はこれ、1D LSDがダメなら次はこれ…と、また新たな薬物がいつの間にか広まります。
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大麻グミだけではない“お菓子めいた”ドラッグ
昨年は、大麻グミに関する事件が頻発したことによって、また、それが規制されたことによって、その存在が日本でも注目されました。しかし、お菓子のような形の薬物や、大麻の混入されたお菓子の存在は、近年に始まったことではありません。
少し話がそれますが、2010年代の初旬、「新ビバリーヒルズ青春白書」という海外ドラマが日本でも流行っていて、私もそれをよく見てました(お金持ちの大学生たちのちょっと派手な学園ドラマでした…)。
そのお話の中で、お店で大麻クッキーが売られていたのを覚えています。そして登場人物の1人の青年は「病気の痛み止めのために」と、大麻を常用する役でした。アメリカではその頃すでに、大麻の使用は「あり得る」こととして地上波で放送されていたわけです。
自然と日常に入り込んでもおかしくないと思わせる大麻の情報たち。薬物なのにその形を変えたために親しみやすささえ感じてしまう、大麻グミ、大麻クッキー、大麻チョコ…しかしそれで起こったことは何でしたか?
頻発する救急搬送、傷ついた人々、そしてその成分の規制です。
依存する使用者たちを利用し、利益を得る人々がいることも忘れてはなりません。使用者は知らぬ間にその片棒をかつぎ、さらに自らを滅ぼすのですから、薬物に依存する価値などひとつもありません。
大麻グミもクッキーもすべてサヨナラ
そもそも、大麻グミやらクッキーやら…なぜそのようなものを必要とするのでしょうか?規制されたにも関わらず、売ってる場所を探し、もしくはその代わりとなるものを探し、それを手に入れるためならいかなる努力をも払うのは、どれほど生存的な行動なのでしょうか?
私たちは今この問題に向き合い、考える必要があるでしょう。
薬物は必ず人間を滅ぼします。その破壊が一度に襲ってくるのか、徐々にむしばむのか、程度の大きさやその速度が違うだけで、ハッピーエンドが待つことはありません。薬物をやめる・やめさせる決断は勇気を必要とすることがありますが、それは辛い経験ではなく、幸せな人生への旅の始まりだということを、あなたは知っていますか?
ナルコノンといっしょに歩めば、それを実現することができます。
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参照URL:朝日新聞デジタル – 合成麻薬・大麻に似た16物質を指定薬物へ 1D-LSDなどで検出
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