2021年10月9日、ナルコノンジャパンが開設して以来、初めての卒業生が誕生しました!
彼は卒業と同時にナルコノンのスタッフとなり、同じ経験を持つ人々を助ける仲間となってくれました。
数か月間のプログラムを経てアルコールの問題を克服し、新しい人生の一歩を踏み出した卒業生K君に、卒業式直前インタビューを行いました。その様子をそのままこちらにご紹介します。ぜひ読んでくださいね!
ナルコノンに到着するまで
アユ:ナルコノンに来る前はどんな感じでしたか?
卒業生K:正直プログラムをやる気はなくて、お酒の問題に関しても自分の中で重きを置いてませんでした。どちらかというと、コミュニケーションに問題はあると思ってました。
ナルコノンにコミュニケーションの勉強があるので、それは必要性のあるものなのかなっていう考えはありましたね。
すべてのことにおいて、自分は受け身になってるという考えはあったんですよね。それが嫌だからこそ、親に行けと言われたり、スタッフに行こうと言われても聞きたくなかったし、途中でプログラムをやめればいいという考えもあった。でもその中にお酒の問題はあるなとは思ってて。
今だから言えるのは、他の人からのコミュニケーションに対して自分はストレスを感じていて、圧倒される時があったから。もう圧倒されたくない、その影響をもう受けたくない、どうにかしないとというのは決め手のひとつになりました。
アユ:スタッフに対してどう思いますか?家に来られたりして(笑)。
K:確かに(笑)。でも、みんな優しい人たちですからね。
アユ:本当のこと言っていいよ(笑)。押しが強すぎると思ったとか。
K:それは…場面によりますよ(笑)。でも優しくて、相談に乗ってくれて、なんでも聞いてくれますし、それに対してアドバイスもくれる。それは本当に嬉しかったです。
実際にプログラムで向上したことは?
アユ:デトックス・プログラムではどんな変化があったんですか。
K:自分は、身体的な変化より…何だろう。「霧とかもやのかかった状態」が終わったというか、頭がグルグルするのが、デトックスを始めてから減りました。全くしないわけじゃないけど、デトックスをやる前に比べたらそれが全然なくなって、それは大きいですね。
アユ:コミュニケーションの実践演習をやってみて、どうでした?
K:今までは、些細なことや自分のちょっとした考えを「こんなこと言わなくてもいいんじゃないか」と思っていたんすけど、口に出してみるのもいいかなって。とりあえず言ってみよう、という考えに変わりました。
アユ:いいですね。 最後のライフスキルコースはどうでした?
K:自分の過去を見返した時に、ものの見方が変わりましたね。やっぱり自分に受け身の部分があったことにも気づきました。何もしてないと思ってても、 実は自分が何かしていたのだと。その前には、受け身の状態があったことを見返したというか。
本当にアルコールを止めなければと、一番直面したのもこのコースをやっている時でした。今までは自分の中に、酒を飲むのは別にいいじゃんとか、それは別の話でしょ、という考えを持っていたんです。
でも「何もしてないようで実はやらかしてる」と自分が知った時、結局お酒を飲んだことによって、自分のしたかったことや目標や夢が、違う方向に動かされてしまったと気づいたんですよね。
自分の夢、他の人たちの夢の邪魔となるお酒にサヨナラを
K:自分のやりたかったことがやれなくなる、自分を邪魔するものだと思ったのが、最初にやめなきゃと本当に思ったきっかけでした。「お酒は自分のコントロールを外してしまうもの」っていう考えに変わっていった。
そこから、小さいことでも大きな夢でも、自分のしたいことに向かう時に、邪魔なものは排除していきたいという考えが出てきて。だから「楽しいから飲む」とかは関係なく、もう必要性を感じないものだとなっていきました。
さらに、自分の夢だけじゃなくて、他の人たちの夢や目標にも邪魔になると思った。
物理的に何かを壊していなくても、精神的に、人にマイナスの影響を与えていたと気づきました。迷惑をかけたり、 そういう悪い影響を与えるものは良くないと思って、止めると決断しました。
アユ:いいですね。
K:あと、信頼って、つぶれやすくて回復しづらいと思った。失った信頼は簡単に取り戻せるものではないと思いますけど、時間をかけてでも信頼を回復させていきたい。自分が良くなったという姿をたくさん見せて、ゆっくりと回復させていきたいなって。
アユ:いいですね。あと少しで卒業ですね!
K:そうですね。乾杯でもしますか。三ツ矢サイダーで(笑)。
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