薬物依存は本人だけの問題ではない…。
ご家族や周りの人たちにも深刻な影響があることをお話しました。しかしながら、悪影響があるからと言って、永遠に苦しめられなければならないということではありません。
今回のテーマは、家族へ深刻な影響をもたらす薬物依存の状態を、どのように解決できるかです。海外の記事を日本語でご紹介する、今日は後編です。(翻訳:清水亜悠子)
*前編をお読みになりたい方は下記からどうぞ。
元のブログ(英語版)はこちら(How Addiction Hurts the Whole Family & How to Help)からお読みいただけます。
改善・回復への道はある
さて、薬物依存がどのように家族を傷つけてしまうかを見てきました。では、ここからはこれらの問題をどのように改善できるか、5つの方法を見ていきましょう。
1. リハビリ施設に行く
薬物依存の人が良くなるためにできる最善のことの1つは、リハビリに行くことです。薬物依存のリハビリは、本人を助けるだけでなく、家族にも癒しをもたらすために役立ちます。
しかし、リハビリ施設に行くだけでは、すべての問題を解決し、薬物依存のダメージをすべて修復することはできません。本人が事態を改善するために必要な努力をする必要があることに、注意すべきです。
2. 薬物依存の根本的な原因を処理する
治療法を探すなら、薬物依存の根本的な原因を処理するためのプログラムを探すのがよいでしょう。
アルコールや薬物の使用をやめるだけでは、薬物から離脱した状態を続けることはできません。回復を目指す人は、薬物依存に陥ってしまった根本的な原因を理解し、将来的に不健康な状態に戻らないようにするための、新しい生活スキルを身につけるための手順を踏む必要があります。
3. 新しい生活スキルを身につける
薬物依存に苦しんでいる人は、薬物やアルコールの使用に逆戻りすることなく、日常のストレスに対処するための新しい生活スキルを身につける必要があります。
薬物依存になると、状態を悪化させる要因はいくつかあります。新しい生活スキルを身につけることができれば、薬物と断絶した生活を送りながら、生き生きと過ごせるようになるのです。
4. 信頼と関係の再構築
信頼と関係の再構築は、両者にとって多くの時間と労力を必要とします。リハビリ中にこの再構築をすべて完了させることはできませんが、少なくとも物事の良いスタートを切ることができるでしょう。
人間関係を修復する作業が効果的であるためには、リハビリの段階を過ぎてもそれをずっと続けるべきです。
5. 責任を持つ
薬物依存の人が人生を好転させるために最も必要なことは、自分が置かれている状態に責任を持ち、その上で、回復のために必要な手段を講じることでしょう。
自分の身に起こることすべてをコントロールすることはできませんが、物事にどう対処するかは確実にコントロールすることができます。自分の状態に責任を持てば、事態を改善するために努力をすることができます。
薬物依存を克服することは、必ずしも簡単なことではありません。それでも、ありがたいことに、自分の問題に対処するため、次の一歩を踏み出そうとする人には、利用可能な手立てがたくさんあるのです。
あなたやあなたの大切な人が薬物依存になってしまったら、あなたができる最善のことの1つは、何らかの形で専門家の助けを求めることです。
助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。恥ずべきことが唯一あるとすれば、それは回復しようとしないことによる後悔です。
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以上が海外からの記事の翻訳の後編でした。これらの解決策のすべてを網羅しているのが、ナルコノン・プログラムと言えるでしょう。
そう、薬物問題は解決できます!
ご本人もご家族が苦しみ、どうしたら良いかわからずにさまようことがあるでしょう。どこへ相談しても「一生付き合っていく病気だから」「治らないから」と言われ続け、絶望してしまっているのかもしれません。
しかし、この問題はナルコノンで解決できるようになりました!
安全に薬物をやめ、効果のあるリハビリを受けたいと願うすべての方のために、ナルコノン・プログラムは生まれました。薬物やアルコールの問題でお困りの方は、すぐにナルコノンにお電話ください。スタッフが親身にお話をお聞きします。
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