これはまことしやかに流れているウワサですが…「大麻を抜くならサウナに行けってよく言いません?」こんなセリフを私は何回か耳にしています。薬物を使う人たちの中では、サウナに行って薬物の影響を取り去る努力がなされることがあるようです。
今日のブログは「じゃあ本当に抜けるのか?」という質問の答えになるでしょう。
「大麻を抜く」って何を指してる?
大麻に限ったことではないようですが、薬物を使っている人たちの間では一般的に、薬物の影響から脱することを「薬物を抜く」「デトックス(解毒)する」と呼んでいるようです(薬物を常用していたとしても、やはり良くないものを身体に入れている自覚はあるんだな、と私は心の中で思いました…)。
では一体、何を持ってして彼らは「抜けた」「デトックスできた」と判断しているのでしょうか?サウナに行って汗をかいたらサッパリしますから、それでリセットされたと感じるかもしれません。
特定の入浴剤を湯船に溶かしてお風呂に浸かると、臭いのある汗が出るので、それで体外に排出されたのではと判断する人もいるようです。
私もサウナは入ったことがありますし、確かに心も身体もスッキリします。「ととのう」という言葉も流行ったくらいですしね。薬物使用で狂った身体や精神の状態を元に戻したいという願望が、この「薬物を抜く」という努力に向けられているのを感じます。
しかしながら要点は何かというと、本当に抜けるのか?ということです。ここでの「抜ける」とは、「体外に排出される」「身体の中に残っていない状態になる」という意味です。
その答えは、ある1冊の本の中にあります。
結論:サウナで大麻を抜くことはできません
このタイトルがその答えです。そのメカニズムについては、L. ロン ハバード著の書籍「クリアーな身体、クリアーな心」に詳細が記述されています。
サウナで汗をかいても、薬物が完全に体外に排出されることはありません(前述したように一時的な心身のリフレッシュにはなるのかもしれませんが)。薬物は脂肪細胞の中に溶け込み、体内に蓄積されることがわかっています。
薬物を使ったあと一定期間を過ぎると、いつも通りに振る舞うことができ、通常の生活に戻ったと感じるかもしれません。
ではそれで完全に元通りになったとするならば、その後薬物を取っていないのにも関わらず、また取っていた時のような感覚になることがあるのは、なぜなのでしょうか?それは、脂肪細胞に蓄積された残留薬物が悪さをしているためです(これがフラッシュバックです)。
世間一般的に言われている「薬物を抜く」「デトックスする」という概念は、その影響から脱することができるという感覚に基づいているに過ぎません。
そして特に、大麻はあらゆる薬物の中でも、最も脂肪に溶ける性質を持つ薬物です。これは大麻の最も特徴的な部分のひとつであり、他の薬物に比べて、より体内に溶け込み残留することを意味します。
薬物を1度摂取したら、永久的に身体の中に「所持」することになります。いつ再びその悪さをするかわからない時限爆弾のようなものです。その恐ろしさを知っても、あなたは薬物を使うリスクを負いたいですか?
抜くならサウナではなく専門技術が必要です
薬物を使っている人で、よくサウナに行く人はいます。それは、純粋にサウナが好きなのかもしれませんし、薬物を排出させたいという思いを持つ人もいます。健康面の向上に役立つサウナですが、薬物に依存している状態を改善できる場所ではありません。
遠い昔に摂取した薬物によって、今の幸せが壊されてしまう…今日、残念ながらそのような悲劇は世界中で起こっています。
しかしナルコノンジャパンは、この脂肪細胞に蓄積された薬物を体外に排出させる技術によって、薬物依存による身体的影響に対し、真の解決策を提供することができる場所です。
薬物を使っている時のその人は、本当の自分ではなくなっています。それは、薬物という邪魔者が本来の彼をかき消してしまっているからです。本来の自分とその能力を取り戻し、新しい人生を手に入れたいなら、ナルコノンに来てください。
薬物依存は、ご本人のみならずご家族や周りの人々も苦しめます。しかし依存が克服できないということではありません。薬物の問題を抱えている方は、今すぐにナルコノンジャパンにお電話ください。スタッフが親身にお話をお伺いします。
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