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【後編】知らぬ間に薬物依存を助長している?:イネーブルせずに助ける5つの方法


大切な人の薬物依存をやめさせたいのに、良かれと思ってした行動が、むしろ依存を助長させていただなんて信じたくはないですよね。しかしながら「では、あれもこれもイネーブルになってしまうのでは?」と心配して、何もできなくなってしまっては本末転倒です。

では今回は、正しく助けの手を差し伸べるにはどうしたら良いのかについて、前向きな内容を共有します。イネーブリングについて書かれた海外の記事を、日本語でご紹介する後編です。(翻訳:清水亜悠子)

※前編は下記よりお読みいただけます。

【前編】知らぬ間に薬物依存を助長している?:イネーブルにおける10のサイン

元のブログ(英語版)はこちら(What Enabling an Addict Looks Like: Ten Signs You’re Enabling Your Loved One)からお読みいただけます。

イネーブルせず 真の意味で助けるには

薬物依存者をイネーブルする行動と、その人の回復を真の意味で助ける行動の違いを見分けるのは難しいかもしれません。しかし、確かに違いはあります。

家族や恋人がとる行動の中でも、毅然としていて思いやりがあり、本人が自分の行動の結果を認識するのに役立つものは、有効な行動です。依存者が治療を受ける方向に近づくようなものは、有効な行動です。

イネーブルする行動から抜け出し、助けとなる行動を取るためには、以下のステップを踏んでください。

1. 問題を明確にする

薬物やアルコールの使用は容認できるものではなく、もはや許されないということ、また、本人がリハビリを受けることに同意しないならば、援助や支援もないということを明確にします。

2. 一線を引く

薬物依存に陥っているあなたの大切な人を助けることの中には、彼らとの間に境界線を設けることが含まれます。

それは、本人が薬物やアルコールの影響下にある時に、家に入れるのを拒否すること、助けを求めることに同意するまで家から追い出したりすることです。

3. 金銭的援助をしない

薬物依存者に金銭を与える正当な理由は、ほとんどありません。

薬物やアルコールに依存すると、その依存は彼らの人生で最も重要な側面になります。彼らが受け取るどんなお金も、最終的にはもっと薬物やアルコールを手にするために使われてしまいます。

4. 自分が引き起こした結果に向き合ってもらう

これは大変なことですし、難しいかもしれませんが、薬物依存者に、薬物やアルコールを使わないよう強制することはできません。

依存者をかばったり守ったりするのではなく、自分が引き起こした結果と向き合わせることが、依存者を助けることになります。

5. 本人の準備ができたら回復を助ける

薬物依存者が助けを求める準備ができたら、そして彼らが本当にそう思っているのなら、その時こそ、彼らの助けになる時です。

(下記のブログもぜひお読みください。)

リハビリなんてやらない!という言い訳に対処する

薬物依存の回復には良質なリハビリが必要です

飲酒や薬物使用は、たとえ本人が自力で止めることができたとしても、計り知れないリスクと健康被害を伴います。そして、強迫的な飲酒や薬物使用を克服するには、専門家の助けが必要です。

自力で飲酒や薬物使用を止められないなら、ご家族や周りの人たちが、良質な薬物リハビリ・プログラムを探し、入所するための手助けをする必要があります。

リハビリ施設で提供される安全な環境、サポート、ツール、教育的支援、カウンセリング、スキルの習得、健康的な対処法があれば、その人は、そもそも薬物やアルコールを使用するに至った根本的な問題から、抜け出すことができます。

もしあなたの大切な人が、飲酒や薬物使用で良くない状況を抱えているなら、あなたが薬物やアルコールの使用を続けさせるような行動をとっていないか、注意してください。

さらに、できるだけ早く、良質な入所型の薬物リハビリ施設に入所できるよう、できる限りのことをしましょう。手遅れになるまで待つことのないように。

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以上が海外からの記事の翻訳の後編でした。

薬物依存の問題は、一刻を争う問題です。解決が延びれば延びるほど、ご本人の苦しむ時間も長くなっていきます。安全に薬物をやめ、効果のあるリハビリを受けたいと願うすべての方のために、ナルコノン・プログラムは生まれました。

薬物やアルコールの問題でお困りの方は、すぐにナルコノンにお電話ください。スタッフが親身にお話をお聞きします。

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