飲み過ぎで迷惑をかけてしまった。酔って変なことを言ってしまった。酔ってしまったばっかりに、取り返しのつかない失敗をしてしまったこともあるでしょう。後悔の中にいるあなたはぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
お酒のトラウマ
みなさんはお酒に対してどのようなイメージを持っていますか?
「適度に飲む分には良いもの」「飲み過ぎは良くない」「酔っ払いは面倒くさい」「アルコール依存は怖い」
どんなイメージであれ、私たちの中にはこのような共通の認識があると思います。飲み過ぎると良くないよね、ということに対して大体の人がうなずけるわけです。(たまにだったら飲み過ぎても良いのだ!派もいるとは思いますが、飲み過ぎは体にかなりの負担がかかるのでいずれにしてもダメです)
さて、とはいってもね、みなさんも一度はお酒の失敗を経験したことがあるでしょう。お酒を飲み過ぎて周りに迷惑をかけてしまったり、うっかり人のことを傷つけてしまったり。反対に、お酒を飲んだ人から嫌なことをされたなんて経験もあるかもしれません。
このようなパターン以外にも、こんな例もあるでしょう。例えば子供の頃に自分の親がお酒を飲んで酔っ払っている姿を見て嫌な気持ちになったとか、泥酔した親から酷い扱いを受けたとか、自分が大人になる前からお酒の悪影響を被った人もいるんじゃないでしょうか。
トラウマの仕組みは?
トラウマとは本来、心的外傷、つまり「心の傷」を指します。トラウマは単なるストレスとは意味が異なり、過去に起こったストレスフルな事象が、後の人生に様々な影響を及ぼしているような意味で使われています。
お酒がトラウマになることもあるかもしれません。あなたが子供の頃にお酒を飲んだ人から嫌なことをされたとか、言われたとか、あるいは大人になってからお酒を飲んだ人から暴力を振るわれたとか、逆に振るってしまったとかね。
お酒絡みのトラウマがある場合、例えば特定のシーンがフラッシュバックするとか、それを考えると調子が悪くなるとかいった症状は、お酒が体内に蓄積している限り出現する可能性があります。
あらゆる毒性の物質は体内に蓄積する性質を持っており、その体内で蓄積した毒性の物質は発汗や何らかの身体活動・反応によって活発化するという理論があるのです。
アルコールは①体に害があり、②依存性があり、③心に害をもたらすので立派な「薬物」であると私たちは考えますが、まさにそうした「薬物」は摂取された後に体内に残留し、あなたに悪影響を及ぼし続けるのです。(薬物とは、①②③の定義を満たすものです)
お酒のトラウマを克服する方法は?
本当にお酒のトラウマを克服する方法は、まずはデトックスを行うことに尽きます!トラウマは精神的なことだから、体をキレイにしたってしょうがないじゃないか、カウンセリングが必要なんじゃないかと思いますよね?
NONO。まずは体のお掃除が先です。先ほど述べたように、薬物は体内に残留するんです。残留した薬物が単にあなたを悪い気分にさせている可能性が高いです。話はそこからです。まずは体をクリーンにして、悪影響を及ぼす体内の毒素を抜いてしまいましょう。
自分はお酒を一切飲まないけれど、お酒を飲んだ人から嫌なことをされて、それがトラウマになっているというケースもあるでしょう。
そのような人は、お酒に関する知識を学ぶことをお勧めします。お酒を飲むとどうなってしまうのが、お酒を飲んだ人がどういった状態にあるのかということを知れば、その知識があなたを安らかにするかもしれません。こちらの記事を参考にしてみてください。
今日も明日もクリーンな1日を過ごしましょう!
アルコールやその他薬物でお困りの方は、ここナルコノンジャパンにご連絡ください。話しにくい話も専門のスタッフが親身にお話を聞きます。
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