こんにちは、ナルコノンスタッフのアンソニーです。今1vLSDが流行しています。1vLSDは他の薬物と違い致死量がないから安全だと言われたりします。それでは1v-LSDは本当に安全なのでしょうか?そして1v-LSDがきっかけで死亡した例などはあるのでしょうか?
1vLSDとは
1v-LSDを摂取すると30分〜90分の間に最初の効果が現れます。多くの場合、瞳孔が開きます。体温は高くなる場合も、低くなる場合もあります。血圧と心拍数も上がる場合と下がる場合があります。また発汗や悪寒が起こることも珍しくありません。人によっては気分が悪くなり、吐き気を催すことがあります。最初の効果が現れてから4〜12時間(単なる目安)ぐらいは少なくとも薬物の影響が持続します。
現状1v-LSDの効果についてはさまざまな報告がなされています。基本的な効果として
多幸感、刺激、笑いの発作、幻覚、身体感覚
不安感、パニック発作、妄想、発作
が起きる可能性があります。これは幻覚剤LSDとほとんど同じです。もちろんですが、上記の効果だけとは限りません。前提としてその効果は予測不可能という点でもLSDと類似しています。
よく幻覚剤の例えとして挙げられるのは、サイコロです。LSDの効果は使う人の性格、精神状態やその時の気分、睡眠時間、空腹度によってすら左右されることでしょう。サイコロを振って出る目がランダムなように、基本的に1v-LSDの効果も予測不可能で不確実な薬物だということを認識してください。
以下に1v-LSDの危険性について詳しく書いた記事を貼っておきます。気になる方はご覧ください。
1vLSDで死亡した人はいる?
1v-LSDなどの幻覚剤はアルコールや他の薬物と違い、致死量はないと一般的には言われています。
アルコールや他の薬物は一度に摂取しすぎると体の許容範囲を超えてしまい、死に至るという場合がありますね。オーバードース、OD(過剰摂取)で死ぬってやつです。しかし1v-LSDにはそのような上限がない、致死量がないと言われている。反対にいえば過剰摂取できないということでもあります。
では過剰摂取の心配がないから安全なのかと言ったらそうではありません。日本国内のインターネットを見る限りでは今のところ1v-LSDによる死亡事例は確認できませんでした。ただこれから、これは起きてほしくないことですが、日本中で1v-LSDがさらに多くの人の手に渡りそれを試す人が増えることで、死亡事故を招いてしまうことも確か、いや確実だと言わざるを得ません。
1v-LSDには致死量がないのかもしれません。ただ薬物の危険は摂取量の多寡で決まるものではありません。1v-LSDを摂取した後にパニックになって、危険な行為を犯してしまうということは十分に考えられます。特に1vLSDなどの幻覚系の薬物に関してはパニック、錯乱状態を引き起こしやすいです。なんせ現実から離れて幻覚世界をトリップするわけですから、落ち着いた精神状態を保てるはずもそうありません。実際1v-LSDをとってバッドトリップした、恐怖を味わったというナルコノンへの相談は少なくないです。
1vLSDは流行り
1v-LSDがなぜこれほど拡散され始めたのか、それはただのブームだからです。昔から幻覚剤が好きだからやってんだという人もいるかもしれないですが、ほとんどの人はそんなことない。何となく”周り”の空気にしたがって1v-LSDやってみました、みたいな感じです。
ただその”周り”とは、これまでの歴史に見る薬物事情とはやや違います。”周り”は今やケータイやパソコンの画面越しの人物も含まれています。薬物を勧めてくるのは大体友達や先輩、妻/夫、彼女/彼氏、知り合いといった具合ですが、特に最近は画面越しの誰かさんがあなたに薬物を勧めてくるような時代です。例えばYoutuberは動画を通して不特定多数の人に影響を与えることができますが、彼ら彼女らのなかには薬物の使用を促すような動画を作る人さえいます。その動画の視聴者のなかには、友達に勧められているような感覚になるのでしょう、薬物を躊躇なく受け入れ、見よう見まねで摂取する人がいます。現に今までどんな薬物もやったことがないという人が、このブームの中で1v-LSDに手を出しています。
薬物を摂らないようにする方法の一つは、薬物を拒絶することです。世の中は薬物の誘惑がありますが、自分のためにならないと思い拒絶してください。シャットアウト。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
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