こんにちは、スタッフのアユです。日本で一番問題なのは覚醒剤と大麻であって、LSDやMDMAはそんなでもないでしょ、と思っている方もいるかもしれません。今日は、日本で徐々に知られつつあるこの2つの薬物について同時にみていくことにしましょう。
LSDとMDMAを簡単に説明します
薬物をあまり知らない人からすると、MDMAと言われても、このアルファベットの並びを覚えられない人もいるかもしれません。読み方はアルファベット読みそのままで「エム・ディー・エム・エー」と読みます。
この薬物の名前の知名度が広まったのは、おそらく10年以上前のことです。とある有名人の男性が、MDMAの乱用の関連して逮捕された事件がきっかけでしょう。
その男性が薬物を使っていたという事実と同時に、一緒にいた女性が亡くなったという衝撃が相まって、一時期は過激に報道されました。
しかしその歴史は古く、1912年に向精神薬として開発されたのが始まりです。一瞬心が晴れた気持ちをもたらすと同時に、その反動は命に関わる危険をはらんでいました。あまりにも作用が危険なために、1985年に販売停止になったという背景があります。
LSDは、こちらもそのままアルファベット読みで「エル・エス・ディー」と読みます。
LSDは、ライ麦などの穀物に寄生する、麦角(ばっかく)と呼ばれる菌の中に含まれる化学物資から作られます。麦から作られる?と思うかもしれませんが、その成分が結晶→液体の状態に加工され、幻覚を引き起こす薬物となります。
この2つの薬物に共通している大きな部分の1つは、どちらも幻覚剤であるということでしょう。
LSDとMDMAの共通点をシンプルに同時に解説!
手短に説明したLSDとMDMAですが、これらは幻覚剤です。そもそも幻覚とはなんでしょう?
げんかく【幻覚】
実際に感覚的刺激や対象がないのに、あるように知覚すること。幻視・幻聴など。
(デジタル大辞泉より)
「ないものがあるように感じる」幻覚と呼びます。存在しないものが見えるという意味と同時に、聞こえることも幻覚に含まれます。LSDで別次元へトリップしたと思い込む、MDMAで愛情を経験したと思い込む…これらも「幻覚」です。
さて、今まで薬物常用者(及び過去に常用していた人)の方々と話す中で、多くの人たちがLSDとMDMAは数回なら経験があるが、常用に至らなかったと言う傾向があります。その理由の多くに
「あまりにもキツ過ぎて続けようとは思わなかった」
と言う人々がいます。1錠、または紙きれ1枚の薬物が、立ち上がることもできなくなるほどの身体へのダメージや、長期間にわたって睡眠が取れなくなるような様々な心身の状態を引き起こすのです。同時にアルコールを飲み、命に関わる危険にさらされる人たちも後を絶ちません。
薬物を勧めてくる人、インターネット上でその「効果」について興味をそそるように書き連ねる人…彼らはあなたの未来に責任を持ってはくれないということを忘れないでください。
LSDとMDMAを取る前の世界を取り戻す
有名人が逮捕されると、それは大きく報道されます。私は、薬物の危険性をしらしめる目的としては、それは良いことだと思います。しかし、多くの報道は、ほんの少しの薬物の危険性の警鐘と同時に、そのゴシップへと話はすり替わり、むしろ薬物への興味をあおることもしばしばです。
一度取った薬物は、何も影響をもたらしていないように見えることがあります。しかし、薬物を取った人が見える世界は、子どもの頃彼らが見ていたキラキラした世界、意欲を持って生きていくことを望んだ時代とは、まったく別のものになっています。
しかし、そこから解放されるための解決策が、実は存在します。
日本にはこのたび、ナルコノンが誕生しました。リハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。
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