こんにちは、スタッフのアユです。MDMAという薬物の名前は、この薬物を使用した有名人が逮捕されたり、その錠剤の見た目がかわいいなどという理由で、認知度が上がってきているように思えます。楽しむためのドラッグ…それは本当に真実なのでしょうか?
見た目はかわいいMDMA…じゃあ中身は?
MDMAのことをインターネット上で探してみると、カラフルで、ラムネみたいで、かわいいキャラクターやロゴなどがデザインされているものをよく見かけます。海外では、本当にこんなキャラクターもののビタミン剤が売られていますし、日本でもかわいいキャラクターもののラムネが売られていますから、知識がなければ、まさか薬物だとは思わないですよね。
MDMAは、「エクスタシー」とも呼ばれ、もともとは1912年にメルク(Merck)という医薬品メーカーによって開発されました。この成分が「メチレンジオキシメタンフェタミン」という向精神薬、MDMAです(名前長いですよね…)。1953年には合衆国陸軍による心理作戦の実験に使用されました。
心理作戦に使われるくらいですから、心を変える効果があることは言うまでもないでしょう。
現代出回っているMDMAは、かわいい見た目にはなっていますが、上記の成分のみならず、様々な薬物(LSDやコカイン、ヘロイン、アンフェタミン、メタンフェタミンなど)を含むいろいろな物質(殺鼠剤やカフェイン、犬の寄生虫駆除剤なども)が化学的に混合されていて、使用している人はもちろんのこと、売人すら何が入っているのか知らないかもしれません。
これを初めて知ったときは、殺鼠剤や寄生虫駆除剤を身体に入れるの?私は殺虫剤使うのだって嫌なのに!と思ったことを思い出します…。
MDMAは錠剤だけじゃない
MDMAと言えばかわいい見た目の錠剤というイメージが強いですが、実はエクスタシーと呼ばれる形で、液状になっているものもあり、注射などで使用されることもあります。
ラブ・ドラッグとも言われるMDMAには「人工的な力で幸せになれる」「深い愛情を感じられる」「知覚が高まって性的興奮が倍増する」そんな甘い言葉がくっついてきます。
そんな夢のような話があるのだろうか?…知識のない人が聞けば、そう思ってしまうのも無理はありません。しかし、そのような感覚が起こる理由は、単に現実には存在しないものを見たり感じたりさせる幻覚剤による効果なのです。
ガンマ・ヒドロキシ酪酸塩(GHB)と呼ばれる、神経系を抑制する作用を持つ化学物質が入っています。神経系を抑制する作用を持つ化学物質ですが、排水管の洗浄剤や床の塗装や仕上げを剥がす薬剤、脱脂溶剤などにも含まれています。
幻覚による束の間の幸せを感じたあとは…幻覚による恐怖や悲しみを再び体験することもあります。こんな博打のような薬物をたった一度きり使ったために、命を落とす人もいるのです。
かわいい錠剤MDMA 見た目に騙されないこと
MDMA(エクスタシー)について、「依存性がないから大丈夫」「自分もやったことあるけどハマることはなかった」などと言う人がたくさんいますが、そのように言ってあなたに近づいてくる人が、あなたの長期的な未来を本当に考えてくれているのか、考えなくてはいけないでしょう。
MDMAのみならず薬物は、あなたの良いところを根こそぎ奪っていきます。あなたが本来持っている健康、笑顔、人生で成し遂げたいこと、お金、信頼、良い環境、良い人間関係…そしてあなたの持つエネルギーすべてを奪っていきます。そしてその周りにいる人々は、それを止めさせようと奮闘するも歯が立たず、すべてを諦めてしまいます。
もうそんなことはしなくてもいいのです。今は、ナルコノンがあります。
すべてを諦める前に、薬物使用でお困りの方は今すぐにナルコノンにお電話ください。
ナルコノンは、正しい知識と、効果のある安全な技術を実際に使って、薬物やアルコールの依存から完全に切り離された人生を送ることができるようサポートする場所です。救いようのない薬物中毒の人生は、もう終わりにしましょう。希望はここにあります。
本日のブログの参照文献URLはこちら:薬物のない世界のための財団 – エクスタシーとは?
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