こんにちは、スタッフのアユです。
「覚醒剤をやったことがある」と聞くと、多くの人たちが「人生もう終わり」「もう元には戻れない」と考えます。しかし、それがあなたの家族や恋人…夫や妻、親や子ども、彼氏や彼女であるなら、簡単に「終わり」と言い難いものです。きっぱり縁を切るべきか、別れるべきかを迷うのは無理もありません。
彼氏が覚醒剤…依存者による薬物に対する認識の違い
彼氏に大麻を一緒にやろうと勧められた、昔覚醒剤を使用していたと告白された、隠れて薬物をやっていた…このようなことが起こったとき、どうすればよいのでしょうか。
1つお話をしましょう。それは、薬物依存者の中には薬物の「ランク」のようなものがあるということです。
私は、デンマークにあるナルコノン・ヨーロッパで、スタッフになるべく研修を受けていたのですが、生徒たちの中に、薬物に対するそういった独特の同意があるのだと、気づかされた日がありました。
- 「大麻やコカインをやっていた」というと「そうなんだ」と反応するが「ヘロインをやっていた」と聞くと「お前よく生きてたな」「マジかよ俺でもそれには手を出さなかった」という反応になる
- アルコール依存の人は「自分は違法薬物に手を出すようなことはしてない。合法だ」と思っている
- 違法薬物依存の人は「自分は合法のアルコールなんて手ぬるいことはしてない。違法薬物をやっていたのだ」と言う
などなど…当時の私にはあまりに独特に思え、話を聞きながら驚いた記憶があります。これに似た例として、日本では
- 「大麻は大丈夫だけど、覚醒剤に手を出すのは行き過ぎだ」と思う
という人々もいます。ようするに、覚醒剤はそれくらい依存性が強く、後戻りできないと考えられているわけです。
別れるべきか…覚醒剤における逮捕の危険性
覚醒剤に手を出してしまった人と別れるべきか考える大きな理由のひとつとして、もちろん、これが違法であるというポイントがあります。
この事実を知ってしまったからには、自分も共犯になるのではないか。
彼が逮捕されてしまったら、自分に降りかかる最悪はシナリオはなんだろうか。
逮捕された後、彼は社会復帰できるのだろうか。
その不安はとりとめのないものです。日々流れる、薬物に関連する悪いニュース、再犯率の高さ、逮捕された有名人の悲惨な末路…希望が持てるはずもありません。
この問題に何の勝算もなく、ただただ当人へ対する愛と正義感で立ち向かっても、歯が立たずにご家族や恋人は疲れ果ててしまいます。
その結果、見捨てる、縁を切る、別れるという選択しかなくなってしまうのも無理のないことです。
ある日突然魔法がかかって、彼を薬物の問題がなかった頃に戻し、あなたが大好きだったときの優しい彼を取り戻せるとしたら、あなたがその魔法が欲しいことでしょう。
なぜなら、あなたはおそらく、薬物の影響下にない彼を好きだったのであり、本当の彼の姿を知っているからです。
これに関して、手を打つことができるとしたら、この悲劇を終わりにすることができるとしたら、あなたはどうしたいですか?
薬物彼氏とは、別れるしか選択がないの?
以前であれば、友人に「彼氏が薬物をやっているようだ」と相談されたら、私だってきっと「すぐに別れて」「早く縁を切って」と言っていたことでしょう。それほど、薬物の依存は強いのです。
ですからご家族や恋人は、暗いトンネルを抜けられない気分、いつまでこれが続くのだろうという不安、そして本来の良い状態の彼を失ってしまった悲しみや、薬物への憎しみをずっと持ち続けるしかないと思い込んでしまいます。
しかし今、日本にはナルコノンができました。
薬物依存からの離脱は、いかに自分が無力なのか…そういったことに焦点を置きがちであり、ネガティブなイメージが付きまとうかもしれませんが、ナルコノンは違います。
薬物をやっていなかった時の自分、人々とうまくやっていた時の自分を取り戻してもらうためのプログラムがここにあります。
ナルコノンには、家族同然に依存者を回復させるため献身する、専門のスタッフがいます。
もしあなたが、彼を助けることに疲れ果て、もう希望がないと思うのなら、今すぐにナルコノンにお電話でご相談ください。一緒に希望の光を見出しましょう。
専門のスタッフが、親身にお話をお聞きします。
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