お子さんのアルコール依存でお悩みの方へ。
子どものアルコール依存と向き合うことは本当に辛いことかと思います。しかし、取り組まない選択肢はありません。まずは、知ってください。そして、解決策はあります。
はじめに – こちらをご覧頂いている親御さんへ
まずは、ご自身を責めたりしないでください。
自分の教育が良くなかったのではないか・・・
間違った育て方をしてしまったのではないか・・・
し私の関わり方が良くなったのではないか・・・
いろいろ悩まれたかもしれません。
しかし、アルコール依存は様々な要因によって起こります。
親が必ずしも原因ではありません。
ご自身を責めるのは間違いです。
これまで、子育てに奮闘されてきたことと思います。そして、アルコール問題に取り組んでこられたのは素晴らしいことです。
まずは自身を認めてください。
そして、同様にお子さんのことも責めないでください。
あなたの子どもも頑張って生きてきました。まずは認めてあげてください。
なぜ、子どもがアルコール依存になるのか
要因は様々ありますが、『家庭環境』によるものと、『アルコールの危険性に対する知識不足』によるものについて、今回は説明します。
家庭環境によるもの
アルコール依存症の親を持つ人はそうではない人と比べて依存症になる確率が4倍高いとされています。
遺伝にもよりますが、親の飲酒に対する態度、家族間の関係性なども原因となってきます。(参照URL:厚生労働省HP e-ヘルスネット – アルコール依存症の危険因子)
まずは、親が飲酒を控え、飲酒に対して厳しい態度を持ちましょう。また、自身がアルコール依存である場合は、それを先に解決しましょう。
アルコールの危険性に対する知識不足によるもの
アルコールは薬物です。この認識を持たずに、アルコールを嗜好すると、とても危険です。
ここでいう薬物とは、脳に直接作用して高揚感などをもたらし、依存や酩酊状態を引き起こす物質を指します。
覚せい剤や麻薬などと同様の作用を引き起こすという認識を持つ必要があります。
以前のブログでも紹介しましたが、依存になるのは簡単ですが、依存から脱却することはとても難しいのです。(ぜひ【代表ブログ】アルコール依存と向き合う前に③をお読みください。)そして重ねて言いますが、記録してください。
アルコール依存、アルコール乱用は記憶が不確かになっています。
お子さん自身、何が起こっているか、わかっていない可能性が高いのです。
お子さんが現在どのような状態であるのか、そして今後どうなっていくのかを、認識してもらわなければなりません。
しかし、その後の取り組み方を間違えると、アルコール依存からの脱却はますます難しくなります。
正しいやり方を知ってください。
アルコール依存はとても複雑になってしまいがちです。
一人で抱え込まず、専門家と取り組みましょう。
解決策はあります。まずは、ナルコノンにご連絡ください。
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