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薬物回復施設に行ったのに再使用した人をどう支えるか


薬物依存に苦しむ家族や恋人がいると、その人に助けを受けさせることが、どれほど難しいか実感している方も多いでしょう。薬物を使っている本人たちは、多くが「やめたい」と思っています。それと同時に「自分にはやめられない」「薬物なしの人生を送るなんて、自分には無理だ」と感じていることこそが問題なのです。

過去に、薬物回復施設や回復プログラムを経験したにもかかわらず薬物を再使用してしまったならば、本人の絶望感はさらに色濃いものになっていることでしょう。では、それでもご家族が諦めていないなら、もう一度挑戦してもらうために、どうすればよいのでしょうか。

再び回復への一歩を踏み出してもらうには、どのように声をかければいいのでしょうか?
すでに一度は助けを求め、うまくいかなかった相手に対して、家族はどのようにして「もう一度、支援を受けてほしい」と伝えればよいのでしょうか。

リハビリ後に再使用した人を支える特有の難しさ

過去にリハビリを受けたのに再使用してしまった人は、もう一度リハビリに取り組むことに対して、きっといろんな抵抗感を抱いているでしょう。
「リハビリなんて効果がない」
「リハビリは自分には合わない」
「リハビリは自分には効かないんだ」
と感じ、助けを求める意欲すらないのかもしれません。

あるいは、薬物を完全に解決してくれると思ったのに、やってみたら自分には合わなかった、という経験をしているのかもしれません。

このような状況は、彼を支えたいと思っている周りの人たちにとって、大きな悩みの種となります。リハビリを経験したのに再使用した人を助けるときは、「治療は自分には効果がないのだ」という本人の先入観とも向き合わなければなりません。

だからこそ、大切な人にもう一度支援を受けてもらうために重要なのは、次の二つのポイントです。

  1. その人に合った、適切な治療・支援の方法を見つけること

  2. 決してあきらめず、支え続けること

薬物を代替しない治療が、薬物依存からの真の自由へと導く

現在薬物依存の治療として「使用していた薬物をやめさせる代わりに、離脱症状を抑えるための別の薬を使う」というものが存在します。確かに、これらの方法は離脱症状を和らげる助けになったり、一時的にその症状が消えたように感じられるかもしれません。

しかし、ある薬を別の薬に置き換えることが、薬物依存から長期的に解放されるための本当の解決策とは限りません。なぜなら、こうした方法を用いると、治療を終えて施設を出る頃には、依存対象となっていた薬物が別の薬物に置き換わっただけ、という状態になっていることもあるからです。これは、実際には薬物から完全に離れられていないといえます。

薬物を使わない治療を提供するリハビリ施設では、薬物依存から生涯自由でいられる力を身につけることができます。そのためナルコノンでは、プログラムの中で代替薬物を使用せず、独自の治療アプローチを用いて、回復を目指す人が薬物を使用してしまう習慣を完全に手放せるよう支援しています。

最も重要な要素「決してあきらめない」

周りの人々が薬物依存の人を支えるうえで、たった一つだけ大切にしてほしい真実があるとすれば、それは「決してあきらめないこと」です。

あきらめてしまった瞬間、それは事実上「この人が二度と薬物をやめられなくてもかまわない」と言うのと同じこになってしまいます。もちろん、家族が本心からそう思っているわけではありません。だからこそ、支え続けることが何よりも重要なのです。

薬物依存の克服を手助けすることは、簡単なことではありませんし、時間もかかります。人は一夜にして薬物依存になるわけではありませんが、それと同様に一夜でやめられるものでもありません。

親、祖父母、きょうだい、配偶者、そしてその他の大切な人たちが、粘り強く支援を続けることが欠かせません。あきらめずに続けることが鍵です。そして、その努力は必ず報われます。家族が決してあきらめずに回復を支え続ければ、最終的には、ほとんどの場合、良い結果につながるのです。

ナルコノンはご家族を支えます

大切な人をあきらめないことが重要であるのと同じくらい、その人に合った治療プログラムを見つけることも重要です。前述のように、多くの再使用の原因のひとつに「完全な薬物のない生活」を実際に経験する機会が与えられていなかったことが挙げられます。

その点で、ナルコノンは他のリハビリ施設とは異なります。ナルコノンでは、プログラムの中で代替薬物を使用していません。その代わりに、他では見られない独自の手法を用い、身体面・精神面・行動面・そして精神性の側面まで含めて、薬物依存に包括的に取り組む、長年実績のあるプログラムを提供しています。

ぜひプログラム概要をご覧ください。

プログラム概要

私たちは、たとえ過去に治療を受けたのに再使用したのであっても、あなたの大切な人が薬物をやめることを決してあきらめないでほしいと願っています。

もし、大切なご家族を治療につなげるためのサポートが必要な場合は、ぜひ今日、ナルコノンにご相談ください。

このページは以下のブログを翻訳・日本語用に編集したものです。
How to Help Someone Who Has Been to Treatment and Relapsed
https://www.narconon.org/blog/how-to-help-someone-who-has-been-to-treatment-and-relapsed.html

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