ナルコノンジャパン

お問い合わせ・資料請求は

0436-26-7603

お電話受付時間 : 24時間受付中

覚醒剤で食欲減退するのはなぜですか?


覚醒剤を使用すると、多くの人が「食べなくても平気になる」「空腹を感じない」といった状態を経験します。一見すると便利な効果のように思えるかもしれませんが、それは体と脳が正常に働いていないサインです。食欲の減退は、覚醒剤の強い作用によって引き起こされる異常な反応であり、放っておくと身体や精神に深刻な影響を及ぼします。

覚醒剤が食欲を失わせるメカニズム

覚醒剤を使用者は空腹を感じず、ごはんを食べたいと思わない状態になります。その理由は、覚醒剤が脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンに強く作用するためです。これらは「快楽」や「集中力」「興奮」などを高める働きがあり、同時に食欲を抑える効果も持っています。

覚醒剤は身体をいわば非常事態モードに切り替えます。津波や地震など、非常時を思い出してください。非常時に「食べる」という行動は後回しになりますよね?

そのように、脳は今は食べなくていいと判断してしまうのです。さらに、ドーパミンが大量に放出されることで、何も食べていないのに満足したり、満たされたと錯覚する状態になります。これはあくまで錯覚ですから、身体は確実にエネルギーを消耗しています。食べる必要があるにも関わらず、脳がその必要性を認識できなくなってしまうのです。

食欲減退が招く身体と心の異変

あともう一つ。覚醒剤を使うと痩せる。これは事実ですが、健康的に痩せるわけではありません。覚醒剤によって失われるのは脂肪ではなく、栄養と筋肉です。一見スリムになったようでも、肌はくすみ、目は落ち込み、口元は乾き、全体として病的な痩せ方になります。こうした変化を見て「きれいになった」などと思うのは大きな誤解です。しかし、その病的な痩せ方をしていることに本人は全く気づいていない、、ということはよくあります。

さらに問題なのは、覚醒剤を繰り返し使ううちに、薬なしでは満足感を得られなくなるという点です。自然な食事、自然な快楽、自然な睡眠――それらがすべて「効かない体」になってしまう。そして、その状態に耐えられず、また覚醒剤に手を出す。これが依存の典型的なパターンです、、、

依存症に陥ると、自分の意志ではやめられなくなり、生活・仕事・人間関係のすべてが崩れていきます。食欲の減退はその入口であり、警告サインです。「痩せたい」とか「元気になりたい」と思って使ったものが、自分の心と体を壊していくという現実を、見落としてはいけません。

覚醒剤はやらないで

覚醒剤は人生を破壊します。その確率は100%と言っても差し支えありません。必ず何かを失います。お金を失うだけならまだマシです。大切な人や家族、友人、仕事、信用。あらゆるものを犠牲にしてまで、覚醒剤をやる価値はあるのでしょうか?もう一度考えてみましょう。

薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ

薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。