簡単に意識や感覚を麻痺させることのできる合法ドラッグことアルコール(お酒)。お酒を飲んでキマリたいという人、ぶっ飛びたいという人がこのページに辿り着いたことでしょう。是非最後まで読んでくださいね。
アルコールはなぜぶっ飛ぶのか
「アルコールでぶっ飛ぶ」のは、アルコール(エタノール)が脳に作用して神経活動を変化させるからです。アルコールは脳内の「GABA(ギャバ)」という抑制系の神経伝達物質の働きを強めます。これは、ふわーっとお酒でリラックスしたり、思考が鈍くなったり、反応が遅くなったりする原因です。
また、アルコールは脳を活発にする「グルタミン酸」の作用を抑制します。これにより判断力の低下、記憶の曖昧化、運動能力の低下などにつながります。そしてドーパミンの放出も促すのがアルコール。快感を感じさせる「報酬系」も刺激されるため、気分が高揚したり、テンションが上がったりします。これが「楽しくなってぶっ飛ぶ」感覚の正体です。
まとめると、一般的に「ぶっ飛ぶ」と言われるのは、かなり酔って
①意識がもうろうとし②理性が効かなくなり、感情や行動が抑えられなくなり③記憶が飛んだり、ふらふらしたりすることですね。
つまり、脳のコントロール機能の大部分がオフになる状態です。理性の部分がオフになると言っても良いでしょうが、「お酒でぶっ飛ぶ」というのは言い換えれば「理性をなくす」ということでしょう。
アルコールでぶっ飛ぶのは危ない
アルコールでぶっ飛ぶのは本当に危ないですよ。理性なしの状態になるということですから、それは動物的になることと同じなんですよ。頭で考えて行動する力(理性)が弱くなり、本能や感情のままに動いてしまうことがどれほど愚かなことか。
笑いが怒号に変わり、好意が迷惑に変わり、楽しさが後悔に変わるのです。飲みすぎた末に言わなくていいことを口にし、大切な人を傷つけてしまったり、覚えていない失敗をして信頼を失ったりね。
そうした例は後を絶ちません。アルコールは、人間の最も大切な「判断力」と「節度」を静かに奪っていきます。それが「自分の責任」であることすら、気づかせないままにです!
ぶっ飛んでいる状態の心は、無意識や空白に等しいです。その時間に起きたことをあなたが後からハッキリと思い出せないように、その時間はまるで空白の記憶となります。空白の記憶は、あなたを不安にさせることでしょう。あの日何をしていたのか思い出せない。そんな日が人生で積み上げられていくと、思い出せないことだらけの人生になり、自分は何をしていたんだろうと後々後悔します。
ぶっ飛ぶ酒を教えてください
お酒を飲むのが楽しいのは分かります。一時的に気分がよくなって、嫌なことも忘れられますしね。忙しく、ストレスの多い社会ではお酒でぶっ飛びたくなる気持ちもわかります。お酒を飲んで音楽に浸ったりするのも楽しいですよね。
ただ、ここで新しい提案をさせていただきたいのは、シラフでぶっ飛ぶということです。これ、努力次第では実は可能なんですよ。
努力次第というのは、シラフでぶっ飛ぶには受動的ではダメなんです。お酒を飲んでぶっ飛ぶって、とても受け身な行為ですよね。自分から何かをしなくても、お酒の力でハイになるということ。これでは、なんの頑張りもなく気持ちよくなっているだけで、自分の力ではないでしょう。
アスリートを考えてみてください。結果を出すために、死ぬ気で努力して、最高の瞬間(結果を出す)を迎える。これが本当に気持ちのいいことじゃありませんか!(アスリートもお酒を飲むじゃないかってそういう話じゃないですよ)
ここ薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンは、4年前に千葉県市原市に誕生して以来多くの薬物依存者を助け、元の薬物のない人生へと送り返してきました。そういう私も3年前ナルコノンジャパンに助けられ、それからというもの、薬物のない人生を謳歌しております。
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